杏の花が咲き誇る春のパキスタン北部のフンザとバルティスタン地方のエピソード。イスラマバードからインダス川沿いにカラコルムハイウェイをひた走り、チラス、ギルギット、シガールを経てやっとたどりつくフンザは、春は杏、秋はポプラが色づく風の谷の桃源郷。行く先々で出会う人々は子供から大人まで皆人懐こく笑顔で迎えてくれ、道中では名峰ナンガパルバットが姿を現す。
「風の谷のナウシカ」の谷のモデルともなったといわれるフンザ。春は杏、秋はポプラが谷を彩る。
パキスタンでは、日本語が書かれた車を良く見かける。漢字が逆さまになっていたり面白い。
崖っぷちのカラコルムハイウェイを走るデコトラのフロントに座る子供達。スリル満点だ。
フンザの伝統料理。野菜と雑穀が中心でとても素朴だが、このおかげで長寿の村として有名。
ヘナのボディーペイント。植物の粉を油で練ったものをしぼりだして絵を描く。一度やると2週間ほど色が落ちない。
カリマバードにあるハセガワメモリアルスクールの子供達。フンザダンスを踊って私たちを歓迎してくれた。
カラコルムハイウェイが崖崩れでふさがり、真っ暗な中、車から降りて歩いて通ることも。
民族舞踊の音楽隊。真ん中の人は、テレビにも出る有名な演奏家。
橋が壊れて足止めを食らう。その復旧現場では日立の重機が活躍していた。
足止めをくらったときに立ち寄った地元の青空レストラン。急にお客さんが増えて必死でチャパティを焼いていた。
パキスタン名物のデコトラとドライバーさん。稼いだお金の多くをこのデコトラにつぎ込む。
ガンダーラ遺跡の仏像は鼻が高くとても西洋的。
青空レストランで働く男の子。お客さんの間を走り回ってテキパキと仕事をこなしていた。
トラックだけでなく、自転車にも花の飾りをつけていた。パキスタンでは色々なものを飾っている。