キルギスとカザフスタンの天山山脈のふもとに広がる大自然や古代遺跡、世界遺産を辿りながら撮影した写真に、そのとき感じたことやエピソードなどのひと言を添えて、旅の思い出を振り返る一言アルバム。天山の真珠(中央アジアの真珠)と呼ばれる真っ青なイシク・クル(湖)や標高3000mの草原で暮らす遊牧民、あちこちに咲き乱れる色とりどりの花、草原にポツンと建つブラナの塔などシルクロードの変化に富んだ風景を持つとても美しい国だった。
標高3016mのソン・クル湖畔にある遊牧民のユルタ。夜はとても冷えるが、空には満天の星空が広がった。
丘の上から見たソン・クルとどこまでも広がる大草原。右端の白い点は、一晩宿泊したユルタ。
高原に咲くエーデルワイスの花。踏まないように歩くのが難しいくらいたくさん咲いていた。
現地の遊牧民と腕相撲するメンバー。相手は余裕のピースサインで圧倒的勝利だった。
馬に乗って放牧する少年。家畜を追って牧羊犬と一緒に草原を走り回っていた。
少年の馬を借りて走り去るドライバー。ガイドのエリさんも乗っていたので、このあたりの人は馬を見ると血が騒ぐのだろう。
キルギスの天山山脈の固有種シュマルハウセニア・ニュドランス種。その姿は触手を広げた昆虫のようでちょっとグロテスク。
キルギスの伝統音楽の演奏。その旋律と歌声はとても美しく、思わずCDを買ってしまった。ぜひもう一度ナマで聴きたい。
カザフスタンにある日本人戦没者の碑。墓地の奥のほうの雑草が生い茂った中に建っていた。
鷹を使って狩りをする鷹匠。うさぎを放って狩りの様子を見せてくれた。その後、実際に鷹を腕に乗せてもらったが、思ったほど重くなかった。
世界遺産のブラナの塔。中を上って上に行くことができる。
ブラナの塔のそばにある石人。ひとつひとつ顔が違う。
キルギスの国旗。ユルタの天井の様子が描かれている。
そのユルタの天井。国旗の柄と同じ形をしている。
バルスコーン渓谷のユーリ・ガガーンのモニュメント。彼はこの谷がお気に入りでよく訪れていたという。
ロバの世話をする7歳の少年。こちらのこどもは日本の感覚からすると、少し小柄な子が多い。(大人になると立派だけど)
草原で気持ちよさそうに眠る仔馬。近くにお母さん馬がいるので安心しきっているのだろう。とても微笑ましい寝顔だった。
早朝、村中の牛が一斉に放牧に向かっていた。飼い主はしばらくすると戻ってくるので、その光景は園児の送り迎えのよう。
岩絵野外博物館から見るイシク・クルと天山山脈。ここからの眺めはとてもいいのでおすすめ。
イシク・クル湖畔は有名なリゾート地で、各地から観光客が集まってくる。
イシク・クル湖畔にあった子供用の遊具。見覚えのある文字列を発見した。
まさかここまで進出しているとは思わなかった。
湖畔では魚の干物も売られている。
蜂蜜も蜂の巣付き。
さらに、この暑い中ロシアっぽい毛皮製品まで幅広い品ぞろえ。
船を貸切でイシク・クルのクルーズ。海のように広いのでたっぷり1時間乗っていた。
こんな開放的な足こぎボートもある。
写真を撮ってくれと頼まれ撮影。本当に日本人とよく似ている。
花が咲き誇る草原にある墓地。こんな美しく明るいお墓は見たことない。
チョンケミンの村を歩いていると、あちこちで動物に遭遇する。馬、羊、ヤギ、牛、鶏、犬など囲いの中に入っている方が少ない。
キルギスの干し草は四角く固められる。
カザフのは丸い。
この時期はたくさんの果物が売られとても美味しい。
中央アジアでよく見るパン。他の種類もあるが、どれも美味しかった。
バザールの花屋さん。すでに綺麗にデコレーションした花束を売っている。
バザールで出会った老夫婦。おじいちゃんはキルギスの伝統的な帽子を被っている。
ビシュケクの街中からもこんなに大きく天山山脈が見える。
ジャムや蜂蜜はいく先々で出たが、どれも本当に美味しかった。イチゴのジャムは風邪をひいたときにも食べるそう。
キルギスの国章。湖、鷹、山、太陽が描かれている。
お金の単位としてはめずらしい「3」の硬貨がある。