北アフリカのアラビアの都モロッコのエピソード。カサブランカ、マラケシュ、フェズの大都市をはじめ、アイト・ベン・ハッドゥ、サハラ砂漠も訪れる。砂漠ではラクダに乗って月を眺めテントに泊まる。メルズーガ大砂丘を登ると広大な砂のうねりが続き、朝日に照らされる風紋はまさに芸術。
モロッコに行ったら一度はリヤドに宿泊することをお勧めする。豪邸を宿泊者に提供しているため、調度品や建物自体の作りなど、異国情緒を思う存分味わえる。
マラケシュのフナ広場には夜になるとたくさんの屋台が現れる。お店の人はみんなIDカードを下げていて、屋台にはそれぞれ番号がふってある。
夜の市場にはカラフルなランプの灯りがともされ、町行く人を照らしている。モロッコの雑貨はどれもデザインがかわいく、いくら見ていても飽きない。
朝の町を歩いているといい香りがただよってくる。狭い入り口から中をのぞくと、熱気漂う窯の前で、おじさんが一生懸命アラビアパンを焼いていた。
路地裏にあった映画館。入り口には映画のポスターがはられていた。
アトラス山脈の山道の途中にあったレストランのタジン鍋。ふたの上に、そのタジンが何味かわかるようにトマトやレモンを乗せて目印にしている。
世界遺産アイト・ベン・ハッドゥの見学には、目の前を流れる川を渡らなければならない。観光客がくると、どこからかロバや馬がやってきて対岸まで乗せてくれる。
赤い岩が切り立ったトドラ渓谷から見る星空は、最初偽物じゃないかと思うほどものすごい星の密度だった。
世界一の迷路と言われるフェズの路地裏。ガイドさんがいなければ絶対迷っていた。
月の砂漠を体感。音のない世界で見るこの絶景にはひさすら感無量だった。
サハラ砂漠の散策はラクダに乗ってのんびりと。乗るときと下りるときはしっかりつかまっていないと振り落とされる。
サハラ砂漠の夜明け。うねる砂丘の向こうから真っ赤な太陽が昇ってくる。そのエネルギーはものすごい。
乾燥した大地に湧き出るオアシス。水の中では小魚が泳いでいた。
モロッコのモザイク製品は、熟練した職人さんの手によって作り出される。色が着いた面を下にして、記憶したデザイン通りに並べていく。