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キルギス・カザフスタン旅行記-#4

イシク・クルを望む岩絵野外博物館とカラコル観光

主な訪問地:イシク・クル湖畔~カラコル

朝焼けに染まる幻想的なイシク・クル湖を見ながら早朝散歩。ホテルを出発してからは湖を望む岩絵野外博物館やプルジェヴァルスキー博物館を見学しカラコルの市内観光へ。世界でも珍しい木造のドゥンガンモスクやジャイカのショップに立ち寄り、その後カラコル渓谷のフラワーウォッチング。夕食は市内に戻ってコーカサス地方の料理を堪能した。今日の宿は居心地の良いゲストハウス「Green Yard」に宿泊。

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キルギス・カザフスタン旅行5日目 イシク・クル湖畔~カラコル

イシククルの早朝散歩

早朝、朝日が昇ると同時にイシククル湖畔に散歩に出かけてみました。
朝の空気はまだヒンヤリとしていて気持ちいい。

人もまばらな砂浜に出ると、ちょうど朝日でピンク色に染まり始めていました。
湖の向こうにはうっすらと天山山脈が連なっているのが見えます。

イシククルイシククル
イシククル
イシククル
イシククル
イシククル
イシククル
イシククル
イシククル
イシククル
イシククル
イシククル
イシククル
イシククル
イシククル

いや~完全にリゾート。
キルギスでのんびりしたい人にはお勧めの場所でしょう。

だんだんと日も高くなってきたので一度部屋に戻ります。
ホテルまでの通りに植えられた花に朝日が当たってとても綺麗でした。

イシククルイシククル
イシククル
イシククル

早朝のパン屋さんとホテルの朝食

朝食の時間になったので、別棟にあるレストランへ向かいます。
外に出るとツアーメンバーの一人がいて、あっちでパンを焼いていると教えてくれました。
さっそく、花咲く庭をつっきり行ってみます。

イシククルイシククル
イシククルイシククル
イシククルイシククル
イシククルイシククル

パン屋さんに近づくと、あたりには香ばしい香りが漂っていました。
パンを焼いているお兄さんに断って写真を撮らせてもらっていると、その間にも何人もお客さんが買いに来ます。
やっぱり焼き立てのパンは美味しいですからね~。

イシククル
イシククル
イシククル
イシククル

私もお腹が空いてきたので、お兄さんにお礼を言って朝食へ。

イシククルイシククル
イシククルイシククル
イシククルイシククル
イシククルイシククル

でた、ここでもミルク粥。
キルギスでは定番なのか、欧米の観光客向けなのかわかりませんが、よく出てきます。
食べられなくて申し訳ないですが、パンでお腹を満たし、出発の準備のため部屋に戻りました。

岩絵野外博物館

8時半ホテル出発。
今日は、岩絵野外博物館を見学後、カラコルへ向かいます。

博物館へはホテルから30分ほどで到着。
高台にあるので、イシククルと天山山脈が綺麗に見渡せます。

イシククルイシククル
岩絵野外博物館
岩絵野外博物館
岩絵野外博物館

中へ入り、まずはエリさんについて主な岩絵を見ていきます。

=====ガイド=====
岩絵博物館に描かれている動物は、紀元前8~5世紀のサカ族のものと言われている。昨日のブラナの石人と違って、もともとこの山の上にあり、昔あった川の水に流されてここまできた。
山ヤギなどの絵は、キルギスの伝統的な敷物のデザインにもなっている。イスラム教では偶像崇拝は禁止されているが、こういうのを見ると、キルギスのイスラム教はいろいろなものが混ざっていることがわかる。
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岩絵野外博物館
岩絵野外博物館
岩絵野外博物館

なかなか見にくいものもありますが、目ぼしいものにはちゃんと看板が立っています。

=====ガイド=====
ここはスキタイ族のお墓だった。
今のキルギスでも土葬のときは、まず死体をボズイ(伝統的なゲルのようなもの)の左に3日間置いて、その後ゲルを集め、死体を置いたところをこのように丸くしておく。
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岩絵野外博物館

=====ガイド=====
ここには2匹描いてある。この角はこれまでのと違って三角になっているが、敷物の淵の模様はここからとられたと言われている。
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岩絵野外博物館

ここからは自由時間で、各自岩絵の探索に出かけます。
中にはいたずらで描かれているものもあるので騙されないように。

本物かどうかはわかりませんが、けっこうあちこちでそれらしいものが見つかり、宝探しのようでなかなか楽しい。

岩絵野外博物館
岩絵野外博物館
岩絵野外博物館
岩絵野外博物館

ここには地元の子供たちがよく来て、観光客に岩絵のある場所を案内するアルバイトをしているそうなので、本物が見たければ頼むといいかもしれません。

丘を下って、イシククルと天山を見ながら一路カラコルへ。

=====ガイド=====
これからカラコルに向かうがだいたい3時間くらい。
湖の向こうにある山がテスケイアラトー(日が当たらない場所の山)、反対側がクンゲイアラトー(日が当たる場所の山)。クンゲイアラトーは、カザフスタン側から見るときは、カザフ語でイリスキーアラタウ(イル川の方の山)と呼ばれている。
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イシククルイシククル
イシククルイシククル
イシククルイシククル

スキタイ人のクルガン(お墓)

30分ほど走ると、花が咲く丘があったのでちょっと寄り道です。

=====ガイド=====
ここはお墓になっている。周りを見るとこのような古墳がいくつかある。
中が掘ったようになっているが、これはスキタイ族の王様のお墓。博物館に馬と一緒に死体が置かれている写真があったが、スキタイ族も身分の高い人はこのような大きなお墓を作って、生きていたときに使っていたものもみんな埋葬していた。
そのような話が広まると、10世紀ころから、このあたりの現地の人がここを掘り返し、金などの埋蔵品を盗んでいった。
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古墳には色とりどりの花が咲き誇り、まるでお墓を飾っているようです。
上まで登ると辺りの景色が一望でき、ところどころにポコポコと盛り上がっている別の古墳も見えました。

クルガンクルガン
クルガン
クルガン
クルガン
クルガン
クルガン
クルガン

とても綺麗な花だったのですが、実はこの時草刈が行われていて、あと少し来るのが遅かったら、ただのハゲ山になっていたところでした。

クルガンクルガン

プルジェヴァルスキー博物館

スキタイ人のクルガン(お墓)から、50分ほど走るとプルジェヴァルスキー博物館に到着。

キルギス
キルギス
プルジェヴァルスキー博物館プルジェヴァルスキー博物館
プルジェヴァルスキー博物館

=====ガイド=====
ここは、中央アジアの研究をしたロシアの地理学者プルジェヴァルスキーにちなんでつくられた博物館。ここには、博物館の他に、プルジェヴァルスキーの像とお墓もある。広さは9ヘクタール。
プルジェヴァルスキーはここを通ってチベットの仏教の中心地まで行くつもりだった。しかし、チベットの入域許可が取れずに行くことができなかった。その後、5回目の挑戦で今度こそチベットへ行くと決心し、19世紀の終わりにここまでたどり着いたが、ここでしばらく研究していたら病気になってしまった。死期を悟った彼は、ここに骨を埋めることにした。
カラコルの町は、昔は彼の名にちなんでプルジェヴァリスクと呼ばれていた。
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奥に歩いていくと綺麗に整備された庭に、プルジェヴァルスキーの像とお墓があり、庭の脇からはイシク・クルが一望できました。

プルジェヴァルスキー博物館
プルジェヴァルスキー博物館
プルジェヴァルスキー博物館

「Dastorkon」でランチ

見学後、ちょっと遅めのランチに向かいます。
今日のお店は、キルギス語で「歓迎する(料理の)セット」という意味の「Dastorkon」というレストラン。
店構えも店内もとてもおしゃれです。

カラコルカラコル
カラコルカラコル

メニューは、ボルシチ、サラダ二種、マントゥ(中央アジア風の餃子)、パン、お茶。

カラコルカラコル
カラコルカラコル
カラコル
カラコル

漫画で見たことのあるような造形のマントゥは、大人のこぶしくらいある大きさでボリューム満点。一個でお腹いっぱいになってしまいました。

カラコル

ランチのあとは、カラコルの街中の観光です。

カラコルカラコル

=====ガイド=====
カラコルは、ロシア人が初めて攻めてきた土地だと言われている。9世紀のはじめごろは、ここの人口の60%はロシア人だった。町は、ロシア人とウクライナ人によってつくられたが、1910年、中国から中国系イスラムのドゥンガン人が来たため、ドゥンガン人とウイグル人の数が多くなった。
町の中心はカラコルバザールになる。カラコルというのは「黒い湖」という意味で独立後にその名前になったが、ソビエト時代は「プルジェヴァリスク」という名前だった。詳しくいうと、1920~1955年までは「プルジェヴァリスク」と呼ばれ、その後一年間だけ「カラコル」、そしてまた「プルジェヴァリスク」になり、独立後に「カラコル」に落ち着いた。
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ドゥンガンモスク

まずは、世界でも珍しい木製のドゥンガンモスクへ。
女性は入口でスカーフを借りて、それで頭を隠してから中へ入ります。

=====ガイド=====
ドゥンガンモスクはドゥンガン人が建てたもの。ドゥンガン人とは、中国から逃れてきたムスリムの人たち。民族的には、ウイグル族ではなく漢人の回族。木だけで作られたモスクで、これはキルギスだけ。入口にはアザーンの時間が書かれている。
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カラコルカラコル
カラコル
カラコル
カラコル
カラコルカラコル
カラコルカラコル
カラコルカラコル
カラコル
カラコル
カラコルカラコル

これまでいろいろな国でモスクを見てきましたが、たしかにこのようなモスクは初めて見ました。
とてもカラフルでかわいらしいデザインです。

ジャイカのショップ

続いて、ジャイカのショップへ。

=====ガイド=====
一品一村運動で、一つの村で一つの品を出している。値段はちょっと高いが品質的にもそのあたりのものよりはいい。売上は村の方に還元される。
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カラコル
カラコル
カラコル
カラコル

店内には、所狭しとキルギスらしい商品が並べられ見ているだけで面白い。
特に蜂蜜やジャムは種類も豊富で味見もできます。
みんなけっこう買い込んでいました。

カラコル渓谷でフラワーハイキング

カラコルの市内から一旦ホテルによって荷物を置き、そのまま小型バスに分乗してカラコル渓谷へ出発。
町とは反対方向の山の方へしばらく走っていくと渓谷のゲートに到着し、そこからさらに山道を登って行きます。広がる草原には馬や羊が放牧されたくさんの花が満開に咲き誇りとても綺麗。

ガタガタ道を15分くらい行くと、終点の駐車場に到着。ここには大きなホテルがあり、その脇にスキーのリフトが設置されていました。

カラコルカラコル
カラコルカラコル
カラコルカラコル

=====ガイド=====
冬も夏も観光客がきて、冬はスキー場になる。このあたりは2300mくらいだが、これから上がるところは標高3000mくらい。高山植物を見ながら、スキー場をハイキングしながら登って行く。
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さっそく歩きはじめると、小さな花が咲いているのが見えてきました。

カラコルカラコル
カラコル
カラコル
カラコルカラコル
カラコル

ただ、期待していたほどではなかったので上まで行かずに早々に下山し、ここへ来る途中でたくさん咲いていた場所へ移動することになりました。

さきほどのホテルのところまで戻ると、駐車場の傍らで料理をしている一団を発見。香ばしいお肉を焼く香りがあたりに漂っています。

カラコル
カラコルカラコル

みんなの集合を待ってバスに乗り出発。花が咲く丘でストップしながら下って行きます。
最初のポイントで降りて写真を撮っていると、下の方からヤギの団体がやってきました。この風景の中ではとても絵になる光景です。

カラコルカラコル
カラコル
カラコル
カラコル
カラコル
カラコル
カラコル

次のポイントでは、たくさんの花と共に雪山やユルタなども見られました。丘の端の方では養蜂をする村人の姿も。

カラコル
カラコル
カラコル
カラコル
カラコル

この爽快な景色の中で高原のおいしい空気をたくさん吸って、カラコル渓谷を後にしました。

「FAKIR」で夕食

カラコル渓谷から一旦ホテルに戻り、そのまま夕食へ向かいます。
今日のレストランは、カラコル市内にある「FAKIR」。
観光客むけのお店ではなく、町の人たちご用達という感じです。

カラコルカラコル

今日のメニューは、サラダ二種、肉と野菜のカフカス(焼いたものという意味でコーカサスの人向けに作られた料理)、パン、デザート。

カラコル
カラコル
カラコル
カラコルカラコル
カラコル
カラコルカラコル

お店はシンプルですが、ここの料理美味しかった~。
焼き立てパンはフカフカで、メインのカフカスはお肉も柔らかくソースもビーフシチューのような感じ。
カラコルに来たらぜひ寄ってみてください。

カラコルのゲストハウス「GREEN YARD」

今日の宿は、カラコル市内から少し離れた場所にある「GREEN YARD」。
ホテルではなくゲストハウスで、普通の家の部屋を貸しているようなアットホームな感じです。

カラコルカラコル
カラコルカラコル
カラコルカラコル
カラコルカラコル

私の部屋は二階の角部屋。部屋には3つのベッドが置いてありました。
チョンケミン渓谷で泊まったゲストハウスもそうでしたが、キルギスのゲストハウスはトイレやシャワーの水回りがとても綺麗。
豪華な設備はありませんが、本当に心地よく過ごせます。

部屋の窓から外を見ると、綺麗な夕焼けと山並みが一望できました。

カラコル

次は、鷹狩の実演と標高3016mのソンクル湖畔でのユルタ泊

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