主な訪問地:草津温泉~白根山~草津温泉~新宿
駅前から路線バスで白根山山頂直下へ。そこから徒歩で山頂まで行くと、美しいエメラルドグリーンの湯釜が眺望できる。湯釜を見た後はロープウェイで途中まで下りて、そこから徒歩で市街まで山歩きを楽しんだ。たくさん歩いた後は温泉で汗を流し、草津名物の湯もみショーを見学。
早朝5時起床。
窓からは綺麗な朝焼けが見えます。今日はいい天気そう。
お風呂が開く時間なので、さっそく行ってきました。
こんなに朝早いので貸切を期待していましたが、さすが温泉処だけあって、ここにくる観光客も気合が入っています。お風呂場には続々とお客さんが集まってきていました。
7時、昨日のレストランで朝食です。今回は湯畑が見える席に案内してくれました。
テーブルには籠に入った料理とお粥の鍋が並べられています。お粥は席についてから火を入れてくれるので熱々。サラダや果物などはバイキングなので自分でとりに行きます。
お腹いっぱい食べた後、9時にチェックアウト。
帰りのバスは17時なので、それまでの間、フロントに頼んで荷物を預かってもらいました。身軽になって観光に出かけます。
注:温泉に入る予定がある場合はタオルを持っていくのを忘れずに
ホテルの入り口を出て、左に行くとバス停の近道です。
バス停で白根火山までのチケット(片道1100円)を買って乗り込みます。ちなみに往復で買うと2000円でお得になるのですが、帰りはロープウェイに乗りたかったので片道にしました。
9時25分発。
今日は本当にいい天気で、緑の絶景を眺めならが快調に上っていきます。運転手さんがガイドをしてくれるのでさらに楽しい。
上りのロープウェイ乗り場がある殺生河原で停車して、さらに山頂へ。
このあたりから有毒ガスが噴出しているので草木も少なくなり、長時間とどまることもできなくなります。
草津から30分ほどで、標高2160mの白根山に到着。
ここには大きな駐車場とレストハウスがあります。トイレはこの先にはないのでここで済ませておきましょう。
駐車場を横切って、山頂までの道を登っていくのですが、綺麗に整備されているのでとても歩きやすいです。
山肌にはたくさんの高山植物が咲き乱れ、紅葉も始まっていました。上のほうに行くと、峠を越えた向こうに万座も見えてきます。
20分ほどで湯釜に到着。
辺りに咲き誇る高山植物とエメラルドグリーンの水の色がとても綺麗です。今回、草津に行くにあたり色々調べて初めて知った場所ですが、本当に来てよかった。
ひとしきり絶景を満喫した後、下りも素晴らしい景色を見ながら歩きます。
標高が高いので雲が下に見えました。
レストハウスまで戻り、そこで情報収集した後、来るときにバスを降りた道の向かい側に、「ロープウェイはこちら」の看板があったのでそこの山道を入っていきます。左側には白根山が綺麗に見えました。
ロープウェイとバス停を結ぶ道とはいっても完全な山道で舗装はされておらず、結構荒れている箇所もあるので、ある程度しっかりした靴が必要です。
10分ちょっと歩くと、木々の間に突然ロープウェイ乗り場の建物が現れました。正面に出ると立派な門構えです。
すぐに乗ろうと思ったのですが、裏側に展望台があるというので行ってみました。小さく連なるロープウェイと、綺麗な山並みが遠くまで見渡せます。
窓口でチケット(片道900円)を買い乗車。
ふわっと浮く感じがあり、一気に空中へ飛び出します。 最高~~♪
この360度絶景の中の空中散歩は絶対おすすめ。ぜひ片道はこのロープウェイに乗ってみてください。
大興奮の中、15分ほどで下に到着。ここにも大きな駐車場とレストランがあります。
ここからバスで草津まで帰ることもできますが、友人の希望で「石楠花コース」というハイキングコースを歩いて下ることにしました。
ロープウェイ乗り場の駐車場の脇から、「石楠花コース」というハイキングコースが始まります。冬は初級のスキーコースになる場所らしく、なだらかな幅の広い道が続いていました。
道の両脇には、紅葉したナナカマドや群生しているりんどうなどがとても綺麗。
展望はあまりないですが、天気のいい日は森林浴がてら歩いてみるのもいいかもしれません。
40分ほど下ると天狗山ゲレンデのリフトが見えてきました。今はミニゴルフ場になっています。
そこをつき抜け西の河原公園へ向かいます。
天狗山レストハウスから10分ほど国道を下ると、のぼりの立った入り口がありました。そこを入ってしばらく下ると露天風呂に到着。
本当はここでお風呂に入っていこうかと思ったのですが、かなり混んでいて行列していたので予定変更。
少し休憩してから、あちこちに温泉が沸く西の河原公園を通り温泉街へ向かいました。
西の河原通りに入るとたくさんの観光客が歩いていました。今日は土曜日なので余計かもしれませんが、草津の人気の高さが伺えます。
その通りにある「写楽」というお店でちょっと遅めのランチにしました。
ボリュームのあるカレーを食べていると、テレビ番組の撮影隊が目の前で撮影を開始。どうやら草津の町をレポートしているようでした。
お腹もいっぱいになった後は、大滝乃湯でお風呂に入ることにしました。ホテルでもらったチケットで無料。
草津のガイドには必ず出てくる有名な温泉で、ここもたくさんのお客さんで混んでいました。でも、中はとても広いので窮屈な感じはまったくしません。
さすが、い~いお湯です。
白濁したお湯がしっとりと肌に染み込んでくる感じ。打たせ湯や露天風呂もあるのでのんびり楽しめます。
いい加減茹ってきたので、あがってから脱衣所にある寝長椅子でゆっくり。
その後休憩所でしばらくテレビを見ながら休んでから、最後の観光「湯もみショー」を見にいきました。
湯もみショーの会場は、宿泊したホテル一井のすぐ目の前にあります。
入り口の受付で500円のチケットを買い中へ。
開演間近だったため、席はもういっぱいでした。2階のステージ側の席を確保し、写真は上から撮ることに。
開演時間になり、いよいよ湯もみショーの始まりです。踊り子さんたちが踊りながら入場し定位置にスタンバイ。
軽快な「湯もみ唄」とともに湯もみの実演です。
最初は大人しい感じでしたが、後半、結構はげしくお湯を撒き散らす場面があり、会場からはどよめきが・・
テレビなどでは大人しい部分しか知らなかったので、意外な一面を発見した感じです。
実演が終わると、踊りがスタート。
最後にお客さんの体験コーナーがあり、希望者が実際に湯もみを体験することができます。
およそ20分ほどのショーを満喫し、荷物を預けてある ホテル一井 に向かいました。
荷物を受け取ってロビーで荷造りがてら少し休憩。ロビーのバルコニーからは湯畑が目の前に見下ろせます。
最後に草津の風景を目に焼き付けて、高速バスのバス停に向かいました。
広い待合室で時間まで待ち、帰りはJRバス関東の「上州湯めぐり号」にしましたが、行きに乗った「キラキラ号」の方が広くて乗り心地がよかったです。
ただ、JRの方が便数が多いので、自分の都合にあわせやすいです。
出発は17時で新宿に着いたのが21時すぎ。
楽しい草津温泉の旅を満喫できた一泊二日でした。草津、本当におすすめです。
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