
ミシュランでも認められた東京のパワースポット高尾山のハイキング記。
子供の頃から遠足やら初詣やらでよく訪れた高尾山に行ってきました。
新宿から準特急に乗っておよそ50分。高尾山口駅に降り立つと、そこは人の海でした。
ミシュランに載ってから人気に火がついたそうですが、それにしてもこの混みようは想像をはるかに超えていました。
お弁当と水を買って、無料でもらえる地図を仕入れて、人でごった返す細い道をのろのろと進んでいくと、ケーブルカー乗り場に到着。
私達はその横の1号路を徒歩で登って行きます。
この1号路は道がちゃんと整備されているので、ちょっとしたスニーカーでも大丈夫です。小さな子供から、サンダルのお姉さんまで色々な人がいました。
少し登ると、金比羅神社経由との分かれ道になったのでそちらの方へ進みます。
コンクリートの道から山らしい土の道になり、そこを登りきると小さな金比羅神社がありました。ここは少し広い広場になっていて、展望も開けます。
神社を通り過ぎ、どんどん登っていくとリフトの乗り場があり、そこから5分ほどでビアガーデンのあるケーブルカー乗り場に到着です。
ここで売っていたくるみ味噌のおだんごが美味しそうだったので一本ゲット。
お団子を食べ、人ごみでぐったりしていた元気も回復したので再び出発。
展望台があったので登ってみました。眼下には、東京とは思えない緑豊かな風景が広がり、遠くには東京の街が横たわっています。
展望台を下り木陰で涼しい山道をさらに進むと、猿園がありその先にたこ杉が登場。
その周りに集まる人たちを越えると、やっと浄心門が見えました。
そこからは赤い灯篭が立ち並び、雰囲気もだんだん神聖な感じになっていきます。
女坂のほうを通り、高尾山薬王院へ進みます。
本道の脇を通ってさらに山頂を目指しますが、道が細いので渋滞になっていました。
辛抱強くじりじりと進み、人の流れに乗って登っていくとついに山頂へ到着です。
登り始めて1時間40分かかりました。
そしてそこはさらにすごい人・人・人。
お昼時だったので、たくさんの人が所狭しとゴザを広げてお弁当を食べていますが、私達は長居をする気になれず、少し下ったところで食べました。
そこも人でいっぱいだったので、ほんの10分ほどで切り上げ、下山開始。
帰りは、リフトに乗ってみようかと思いましたが、乗り場へ行くと20分待ちということで、歩いて下山することにしました。
高尾山滞在時間は約3時間ちょっと。
登ってからすぐ下りて、電車に乗ってしまいました。
高尾山はパワースポットとして話題になっていますが、少なくとも今日は、完全にパワーを吸い取られた感じです。
今度は平日にゆっくりと来たいと思いました。
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