八ヶ岳トレッキング 2006年12月(雪に覆われた八ヶ岳の白銀の世界を歩く)-#1|KaycomDESIGN
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八ヶ岳トレッキング 2006年12月-#1

雪に覆われた八ヶ岳の白銀の世界を歩く

八ヶ岳

赤岳鉱泉に泊まり雪深い八ヶ岳トレッキング。夕陽に染まる山々の絶景や雪煙を吹き上げる赤岳の雄姿に感動。

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1日目 美濃戸口~赤岳鉱泉(泊)

八ヶ岳

2006年12月29日天気快晴

  会社も休みに入り、ひさしぶりのトレッキングに出かけました。今回は不動の人気の八ヶ岳。年末年始を赤岳で過ごそうという常連の登山者がたくさんいました。茅野駅から美濃戸口までのバスも満席で、人気の高さが伺えます。

茅野駅~美濃戸口までの路線バスの時刻表

  バスの終着にある八ヶ岳山荘で軽い食事と着替えをし、いざ出発。雪道の上り坂を進んでいきます。今回雪山は初めてだったのですが、ある程度の雪なら、ジャリジャリの山道より歩きやすいなと感じました。時折車が通る中、気持ちのいい山林を歩きます。木々の間から太陽の光が差込み、それが雪に反射して、きらきらと輝いていました。

八ヶ岳

標高が上がるにつれ、雪がだんだんと多くなってきます。道幅も細くなっていきました。日ごろの運動不足と戦いながら、自分のペースでもくもくと登っていると、パッと視界が開け、見事な山並みが目の前に広がりました。

  今年は例年に比べ、雪が多く寒いということで、お陰で真っ白な雪化粧の山を見ることができました。
風もなかったので、登っていると体がポッポしてそんなに寒さは感じませんでしたが、休憩のためにザックをおろすと背中から湯気がパーッと立ち上り、汗で濡れたシャツがみるみる冷えていきます。ザックの脇にさしたペットボトルの水にも氷が張っていました。

  登り始めて3時間、今夜泊まる赤岳鉱泉に到着です。写真を撮りながらゆっくり登ったのでこれだけの時間がかかりましたが、さくさく行けば2時間くらいで登れるそうです。でも、綺麗な景色がたくさん見れるので、写真好きでなくても、たっぷり時間をかけて絶景を楽しみながら登るのがいいかもしれません。

八ヶ岳

さすが人気のある八ヶ岳だけあって、立派な山小屋でした。私たちはテントではなく、小屋に宿泊しましたが、大広間で一泊二食8500円/人。ちょっとした旅館並みですが、水洗トイレ(紙つき)が完備してあったり、本がある団欒部屋などがあったり、快適に過ごすことができました。でもやっぱり冷えるので、山小屋の中ではく部屋用のスリッパがあればよかったと思いました。

  小屋には15時に到着し、荷物を降ろした後は暖炉のある部屋でのんびり過ごしました。外には、テント組みもたくさんいました。

  夕暮れ時になると、真っ白な山が夕陽に染まってだんだんと赤くなっていくのが窓から見えました。これはシャッターチャンスと思い、スタンバッていた一眼レフをつかみ外へ出ました。
出ると、空気は一層冷え込み、顔がひりひりと痛みます。そんな中、やはりカメラを構えた人たちが山を撮影していました。私も振り返って見ると、本当に絵のような風景が広がっていました。赤く染まる山とその上に浮かぶ月。ものすごく貴重なプレゼントをもらったような、そんな気持ちにさせてくれた一時でした。数枚撮影した後、私もカメラも凍り始めたので、後ろ髪ひかれる思いで小屋に戻り、夕食までの間しばし休憩。うとうと眠ってしまいました。

八ヶ岳

18時。待ちに待った夕食です。

食堂へ行くと、すでにたくさんの人が集まっていました。席はほとんど満席状態。大きな木のテーブルに座ると、お鍋に火をつけてくれます。山小屋で海老の入った鍋をつつけるとは…。一緒の席に座ったほかのグループの人たちも感動していました。でも思えば、前に行った山小屋でもすき焼きが出たし、湯船つきのお風呂もあったし、今は山小屋もいろいろと工夫しないと経営が大変なのかもしれません。お茶やゴハンのおかわりは、好きなだけセルフサービスで行えます。

 おなか一杯になり、暖炉の部屋でくつろいでいると、他の人たちも集まってきて山談義が始まりました。ここでは、どんなに偉い肩書きを持っていても、山の経験のある人のほうが断然ヒーローです。本を読みながら、話を聞いていると、どこどこの山で滑落して鎖骨を折ったとか、飛んできた氷で顔を切り、血だらけになったとか、とっても楽しそうでした。

 しばらく暖炉の前にいましたが、暖かさと心地よい疲れで眠くなり、今夜は早々に布団に入りました。

赤岳山荘の情報

2日目 赤岳鉱泉~行者小屋~美濃戸口

八ヶ岳

早朝6時起床。快晴。朝食をとったあと、ここからはアイゼンを装着し出発です。

 雪景色の見事な山道をひたすら登って行きます。今日は昨日より寒く、吐いた息が襟元ですぐに凍って、風が吹くと痛みを感じます。カメラも凍ってしまうので、撮ったらすぐにジャケットの中に入れるようにしました。

 行者小屋まではほとんどうっそうとした森の中を歩きます。しばらく登るとあとは下りと平坦な道になり、すぐに到着。森を抜けると左手に赤岳がそびえ立ちます。まさに圧巻。天気もいいので頂上まではっきりと見えました。

 行者小屋にもたくさんの登山者がいました。テントもいっぱい。下から山頂をみると雪が激しく吹き上がっているのが見えます。ここは風もなく、日向にいるとポカポカ暖かいくらいですが、上はかなりの風のようでした。

行者小屋の情報

八ヶ岳

私はこのあたりで写真撮影をすることにし、友人だけ赤岳山頂に向かいました。

  凍死寸前のカメラを行者小屋のストーブで暖めさせてもらい、いい感じに太陽の陽があたってきた頃撮影開始。どこを見ても美しい。感動しながら夢中になってシャッターをきりました。

 最初は行者小屋周辺だけにしようと思っていたのですが、好奇心を抑えることができず、赤岳への道を少し登ってみることにしました。まるで別世界です。銀世界とはよく言いますが、本当にその通りの景色が広がっていました。一人で感動しながら登っていると、赤岳から下ってきた友人と会いました。気づくと結構登ってきていたようです。

 そこから折り返し、友人と一緒に行者小屋へ戻りました。話によると、山頂はやはりすごい風で、引き返そうか迷ったほどだったそうです。

八ヶ岳

お昼近くになりおなかも空いたので、軽く食事をしました。そのあと、暖かくなってきたので上着を一枚しまい、来た道とは別ルートで下山。階段状の下りがずっと続き、結構足にきました。ここを登ってくるのはきつそうです。でも、そんな道を大きなザックを背負って何人もの人が登ってきていました。

 標高がさがるにつれ、雪も少なくなり、空気のピリピリ感もなくなりました。3時間ほどで八ヶ岳山荘に到着。お風呂に入って汗を流し、さっぱり気分で16:35発の最終バスで茅野駅に向かいました。駅に着く頃にはすっかり暗くなっていました。

 あっという間のトレッキングでしたが、今回は本当に満足できました。ここへはまた来たいと思います。

八ヶ岳山荘の情報

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