「水上高原ホテル200」に泊まって紅葉で色づく尾瀬をトレッキング。ホテルの送迎バスを利用し鳩待峠からアヤメ平の先まで往復した。水上温泉では、テルマエ・ロマエのロケ地になった宝川温泉にも入浴し、混浴の大露天風呂を満喫。
コース:鳩待峠~アヤメ平(のちょっと先)~鳩待峠
群馬県の水上温泉へ2泊3日で出発。
今回は、往復の交通(新幹線)とホテルがセットになったフリープランを利用しました。
宿泊するホテルは2泊とも「水上温泉郷 水上高原ホテル200」です。
→【新幹線付プラン】水上温泉郷 水上高原ホテル200(JR東日本びゅう提供)
まずは、東京駅から新幹線「Maxたにがわ」で上毛高原駅まで向かいます。
乗車時間はたったの1時間15分で、車内で東京駅で買った駅弁を食べたりしていたらあっとう間に到着。
上毛高原駅からは、すでに迎えに来てくれていたホテルのシャトルバスに乗車(無料)。
このときは、私たちだけで貸切でした。
どんどん山奥に入っていくと、山一面に紅葉が広がってきました。
赤、黄、緑といろいろな色が混ざりそれはもう見事!
素晴らしい秋の山並みを眺めながら、水上温泉街を抜けぐんぐん標高を上げていくと、約50分ほどでホテルに到着です。
ホテルに到着してすぐ、事前に申し込んでおいた「宝川温泉ツアー」に出発です。
これは、宝川温泉の入浴チケットと往復の送迎、レンタルタオル付のオプションです。
チケットとタオルを受け取り、今乗ってきたシャトルバスに再び乗車。
どんどん山道を下り、およそ15分ほどで到着です。
そこで、宝川温泉組みを一旦降ろし、バスは水上駅と上毛高原駅へ向けて去っていきました。
宝川温泉は映画「テルマエ・ロマエ」のロケ地にもなった場所で、合計でおよそ470畳分の広さを持つ大露天風呂があります。
ここには、日帰り専用の「宝川山荘」と、宿泊もできる「宝川温泉汪泉閣」、「宝川温泉別館文山」があり、今回は日帰りの宝川山荘へ。
まずは山荘の入り口でお風呂の説明を拝聴。
女性はまず、広い脱衣所とトイレもある女性専用の「摩耶の湯」に行くことをおすすめされます。
説明の後、サンダルに履き替えて敷地内へ。
敷地内はとても広く、クマやうさぎなども飼われていて、ひとつの小さな村のような感じ。
川の方までいくと、まず、宝川温泉で一番有名な摩訶の湯(約120畳)が眼下に広がり、その隣に般若の湯(約50畳)、一番奥に摩耶の湯(約100畳)、そして川の向こう側に子宝の湯(約200畳)があります。
※ここからは写真撮影禁止なので、公式サイトでお借りした写真をどうぞ。
摩耶の湯以外はみんな混浴なので、男女ともタオル着用で入ることができます。
女性は、大きめで色つきのバスタオルがお勧め(白だと透ける)。
まずは教えられたとおり、女性専用の「摩耶の湯」へ行きました。
女性専用とはいえ、100畳もの広さのある露天風呂は開放感抜群。これだけ広いのに温度もぬる過ぎず快適です。
上を見れば、真っ青な空に紅葉が映えて絶好の露天風呂日和。ときたまどんぐりがポチャンと落ちてくるのも風情があります。
しばらく摩耶の湯であったまり、混浴へ行こうかどうか迷っていると、ちょうどそばにいた女性が「一緒に行きましょう」と誘ってくれたので、一番近い子宝の湯へ行ってみることに。
実は、混浴に入るのが今回初めてで、しかも、バスタオル姿で広い園内をウロウロするのはちょっと勇気が要りましたが、やはりここは入って正解でした。
あ~~日本人でよかったぁ♪
大満足の温泉を満喫し、再び迎えに来たシャトルバスでホテルへ戻りました。
ちなみに、水上駅まで路線バスが出ています。
宝川温泉から戻った後、水上温泉郷 水上高原ホテル200にチェックイン。
部屋に行く前に、お腹が空いたのでホテルの一階にある白樺ダイニングでランチにしました。
入口にはハロウィンのディスプレイがしてあり、店内の大きな窓からは周りの山並みが見えてとても開放感があります。
今回は、三元豚のおろしカツ定食に決定。ボリュームの割にあっさりしていて美味しい!
他にもこんなのもあります。(平日メニュー)
昼食後、預けておいた荷物を受け取って部屋へ。
こじんまりとしていて、特にこれと言った特徴もありませんが、窓からの眺めは抜群。
まだ時間も早いので、外へ散歩に出かけることにしました。
ホテルは開けた高原にポツンと建つ一軒宿的なホテルで、周りには、ゴルフ場とスキー場しかなく、一面紅葉した山並が見渡せます。
駐車場の端っこに露天風呂「凛楽」があり、その脇には「大井戸の湧水」が湧き出ていて飲むことも可能。
近くには森の中の散策路「森の散歩道」もあり、気持ちの良い森林浴もできます。
さっそく歩いてみましたが、紅葉で色づき始めた森の中は、木漏れ日が射し込みとても綺麗。
もう一度ホテルまで戻り、今度はゴルフ場を散歩してみました。
広大な敷地はかなりの歩き応えがあり、ゴルフのとき、カートを使わずにプレーしたらいい運動になりそうです。
緑の芝と色づいた山の景色が最高に素晴らしく、このホテル、本当にいい場所に建ってるな~。
私はゴルフをやりませんが、こんな環境の中でやったらさぞかし気持ちいいと思います。
さわやかな高原の空気の中を2時間ほど散歩し、次はホテルの温泉に入りに行きました。
まずは内湯の大浴場に行きました。
水上高原上の原温泉「美肌の湯」
水上高原ホテル200に沸く温泉は、pH値の高い、アルカリ性硫黄温泉です。
源泉が出る湯口に鼻を近づけると、少し硫黄臭がする、無力透明のお湯。
少しぬるっとするような、非常に柔らかな肌触りが特徴で、入り心地も気持ちよく、また、皮膚のクレンジング効果が高いので、お風呂上りにつるつるすべすべのお肌が期待できます。
日本三大美人の湯(川中温泉、龍神温泉、湯の川温泉)と比べても、その差は歴然!(パンフレットより)
お風呂はそれほど広くはありませんが、お湯がヌルヌルとしてまるで化粧水のよう。
これまでは、けっこうパンチのある白濁した硫黄泉に入ることが多かったのですが、このお湯は反対に、滑らかで柔らかな優しいお湯です。
ただの単純泉だと物足りなさがありますが、ここまでヌルヌルしていると、いい温泉に入っているなという気にさせてくれます。
お風呂の壁一面はガラス窓になっていて、外の景色が一望。
そういった意味では半露天風呂と言ってもいいかもしれない。
温度もそれほど高くないので、ゆっくり浸かることができました。
楽しみにしていた夕食の時間です。
ブッフェ形式の場合は、1階「白樺ダイニング」と11階「レストラン谷川」のどちらでもいいとのこと。他に、浴衣着用禁止の「レストラン藤原」も11階にあります。
2泊するので、今夜は1階の方へ行ってみました。
和食洋食とたくさんの種類の料理が並び、これはあれこれ選ぶのが楽しい。
中でもその場で切り分けてくれるローストビーフが柔らかくて美味しかったな~
夕食後しばらくして、もう一度内湯に入ってから館内を探検してみました。
広いロビーには、ゴルフグッズの売店やお土産コーナー、奥には暖炉と大きなテレビがあり、暖炉のある一角は、なんだか誰かの別荘のような感じです。
11階には、ジムやライブラリーがあり、本棚の他にマッサージチェアやソファセット、パソコンが置かれ、インターネットは無料で使えます(全館Wi-Fi完備)。
今は夜なので外の景色は見えませんが、昼間は周りの山々が一望できるはず。
館内にこういう場所があるのはポイント高いです。
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