磐梯山と五色沼トレッキング記#2
八方台登山口ルートと五色沼自然探勝路
2日目:新宿~裏磐梯
日本百名山磐梯山の八方台登山口へ
朝、部屋の窓のカーテンを開けると、目を開けていられないくらいの朝日が差し込んできました。今日はこれから磐梯山を登りに行くので晴れてよかったです。
6時45分から朝食が始まるのでさっそくレストランに向かうと、みんな早起きですでにたくさんの宿泊客が来ていました。朝食もバイキングで、小さなくぼみがたくさんあるお皿にちょっとずつ料理を載せていきます。
そういえばこのお皿、四万温泉のたむら(ここの旅館と温泉は最高だった)に泊まったときに、朝食で利用されていたものにそっくり。
お腹も満たし、出かける用意を全てしてきたのでそのままロビーへ向かいます。
実は、この星野リゾート裏磐梯ホテルでは、磐梯山の登山口のひとつ「八方台登山口」まで無料送迎してくれるサービスがあり、朝7時半にホテルを出発します。その送迎サービスを前日にフロントで予約しておきました。
車に乗ったのは私達だけ。希望があればコンビニに立ち寄ってくれるそうですが、準備万端だったので登山口にそのまま向かってもらいます。ホテルからは、ゴールドラインを通って約10分ほどで到着。八方台には、駐車場とトイレや休憩所(売店はなし)がありましたが、すでに多くの車が停められていました。
登山口は駐車場から道を挟んで向かい側にあります。入り口からブナの森の中へ続く道がずっと奥まで延びていました。
磐梯山と登山ルートについて
磐梯山にはいくつかの登山ルートがあり、パンフレットなどで案内されていたのは6つです。
- 猪苗代登山口(上り:3時間30分/下り2時間30分)
スキー場のゲレンデを登ることから始まる、登山の王道ともいえるルート。 - 渋谷登山口(上り:3時間40分/下り2時間50分)
うっそうとした樹林帯をいく、森林浴に最適なルート。 - 川上登山口(上り:4時間/下り2時間50分)
高くそびえる秀峰を一気に登るルート。 - 裏磐梯登山口(上り:3時間50分/下り3時間)
表とは違った荒々しい磐梯山の噴火壁を見ながら登れるルート。 - 八方台登山口(上り:2時間15分/下り1時間40分)
山頂までの高低差が少なく、比較的初心者にも登りやすいルート。 - 翁島登山口(上り:3時間30分/下り2時間30分)
急勾配のガレ場を一気に登っていく、体力に自信のある人向けのルート。
今回私達は「八方台登山口」から向かいましたが、6つのルートの中では一番短時間で登れるコースらしい。そのためか、トレッキングツアーなどの出発点にもなっているようで、帰りに知りましたが、この日は、はとバス4台が乗りつけていました。
磐梯山は日本百名山のひとつで、猪苗代湖がある表側から見ると頂上まで木に覆われたなだらかな姿をしていますが、裏から見ると山肌が崩れ落ちて茶色い崖がむき出しになった険しい・・というか痛々しい姿をしています。
磐梯山とブナ林
1.磐梯火山の成り立ち
磐梯火山は、磐梯山(大磐梯)(1816m)、櫛ヶ峰(1636m)、赤埴山(1430m)の三つの峰からなる成層火山です。磐梯火山の活動はおよそ70万年前に始まりました。古い時期の活動で、櫛ヶ峰や赤埴山を含んだ大きな山体が形成されました。その山体が崩壊した後、1~2万年前には大磐梯や小磐梯を中心とした新しい山体ができ上がりました。さらに1888(明治21)年の水蒸気爆発による噴火で小磐梯の峰が崩壊し、切り立った崖に岩肌が露出した爆裂火口が生じました(写真1)。この時に岩なだれによる川のせき止めで、桧原湖や五色沼をはじめとする裏磐梯の湖沼群が誕生しました(図1)。
2.ブナ林
ブナは、樹齢600年をこえる木もあり、一般的に太い立派なブナ林ができるのに300年以上かかると言われています。しかし、八方台からかつての湯治場である中ノ湯までの登山道には、樹齢100年ほどの若いブナを中心とする林が見られます。このブナ林は、1888年の噴火でブナをはじめとする多くの木々が爆風や飛んできた岩石で倒され、荒地となった跡から新たに育ったものです。そこでは、噴火を生きのび種をつけ、若いブナ林の親木となったと思われる巨木や老木にも出会うことができます。
中ノ湯:明治の噴火以前、磐梯山の中腹には、上ノ湯と中ノ湯と下ノ湯の3つの湯治場がありました。しかし1888年の噴火により上ノ湯と下ノ湯は壊滅し、中ノ湯に宿泊していた人のうち数人だけが助かりました。その中の一人、新潟県から来ていた住職の鶴巻浄賢(つるまきじょうけん)は貴重な噴火体験を証言しています。(案内板より)
裏磐梯の噴火(磐梯山噴火の状況)
磐梯山の噴火は、数万年前から幾度となく繰り返されてきました。明治21年(1888年)の噴火は、溶岩がほとんど流れ出さない水蒸気爆発で、大規模な山体崩壊を伴うものでした。地下のマグマによって地下水が熱せられて生じた高圧の水蒸気が、小磐梯と呼ばれた峰を吹き飛ばし、同時に北川の山腹を大きく崩壊させたのがこのときの噴火といわれています。このような火山活動は、長く活動を休止している火山に起こることが多いそうです。
火口原にある銅沼から見た火口壁は、溶岩や火山砕推屑物の堆積層が重なり、磐梯山が形造られた様子がよく観察できます。今でも火口壁の一部からは噴気が立ちのぼり、急峻な壁面は年々崩壊が進み、少しづつ形を変えています。(案内板より)
磐梯山登山開始
いよいよ登山開始。森の中の緩やかな上りを登っていきます。木に覆われて見晴らしはありませんが、強い日差しを遮ってくれるので、夏のこういう暑い日はありがたい。
途中にあった祠にお参りしてさらに上を目指します。
しばらくいくと急に森が切れ視界が開けました。崩れた山小屋がある中ノ湯です。地面からは温泉がわき、あたりは硫黄の匂いが漂っていました。
そしてここで、登り始めてから初めて山間の向こうに磐梯山の頂上が登場。思いのほかまだ小さく、道のりが遠いことを感じます。
中ノ湯を過ぎるとだんだんと道が細く斜度も急になり、私の苦手な岩や木の根が突き出した不規則な階段状になってきました。以前訪れた奥鬼怒の加仁湯から鬼怒沼までの山道を思い出します。この木のトンネルのような道は、映画「となりのトトロ」でメイちゃんがトトロの住処まで走っていくシーンの道のようで、磐梯山の場合、それを極めて縦に近づけた感じ。
これはきつい・・
容赦なく息が切れ汗が噴出します。周りの登山客からも「きつい、つらい」という声が漏れ、だいたい同じような顔ぶれの人たちと抜きつ抜かれつしながら登って行きました。
途中見晴らしのいい場所があり、遠くに桧原湖や宿泊しているホテルなども見えます。
登っては休み、登っては休みを繰り返し、お花畑と弘法清水の分岐に到着。お花畑の方は、平坦な平原を経由して弘法清水まで行くルートですが、今回はお花畑は帰りに寄ることにして、弘法清水へ直行することにしました。
またしばらく森の中を登り、木のトンネルから這い出るようにして、ようやく山頂までの中継地、弘法清水にたどり着きました。ここには弘法清水小屋(宿泊不可)や岩から湧き出る美味しい水もあり、たくさんの登山客で賑わっています。
日差しを遮るものはなく、容赦なく照りつける強い太陽の光が灰色の岩場に反射して眩しい。目を細めながらお花畑から続く道の方へ行くと、見事なパノラマの風景が広がっていました。細い登山道が記された明るい黄緑色のお花畑と、その向こうに広がる裏磐梯の濃い緑のコントラストが美しい。
ずっと見ていたい景色でしたが、じっとしていると太陽の熱で干からびそうなので、少し休んで早々に出発しました。弘法清水を出て、山頂まで最後の登りです。さらに斜度がきつくなり、暑さと今までの疲労も手伝って気が滅入ってきます。ここでも視界が木に遮られ、一部を除いてあまり展望はありません。
延々と続く登りに心をポキポキ折られながら、それでも一歩ずつ登っていくと、やがて森が切れ頭上に青空が広がりました。目の前には岩がゴロゴロころがる山塊が現れ、どうやらその上が頂上のようです。
最後の一山を登り、八方台登山口から約2時間半でついに登頂。あたりにはたくさんのトンボが飛び交っていました。
山頂からは360度の絶景が見渡せます。標高が1819mとそんなに高くないわりに、このような景色が見られるのはとっても得した気分。頂には、三等三角点や、その昔足長手長という巨人の化物を封じたという磐梯明神の祠があります。祠は周りの岩と同化してちょっとわかりにくく、岩が積まれたケルンの猪苗代湖側にありました。
さらに、営業日時はわかりませんが、岡部小屋という小さな山小屋(宿泊不可)もあり、飲み物やちょっとした食料も買うことができます。(私達が行った時は開いてました)
ひととおり写真を撮って休憩したあと、下山開始。
時刻は11時前ですが、まだまだ続々と登山者が登ってきます。中には小中学生の団体さんも多く、付き添いの先生や親たちと一緒にがんばっていました。
山登りのときはいつもそうですが、帰りの下りのときに登ってきた坂の斜度を実感します。今回も、こんな急なところよく登ってきたなと思いながら、一気に弘法清水まで下りていきました。
本当は、帰りは八方台ではなく、ホテルに近い裏磐梯登山口まで歩いていくつもりだったのですが、友人の靴のソールが剥がれてしまい急遽八方台へ変更。ホテルの送迎を頼んでいなかったので、弘法清水で連絡し迎えに来てくれるようお願いしました。
事前のネットでの情報で、八方台付近では電波が悪く携帯が通じないとのことだったのでここでしたのですが、結果これが大正解。八方台では本当に携帯(ソフトバンクとドコモ)が圏外になっていました。
靴の応急処置をし、弘法清水からお花畑を経由していきます。これまでの急な坂道とはうってかわってなだらかで見晴らしのいい登山道。残念ながら花はあまり咲いていませんでしたが、とっても気持ちのいいコースなのでおすすめです。
そこから再び登ってきたときと同じ道に合流し、中ノ湯まで下山。今は廃屋になっている山小屋の方まで行ってみると、小さな祠と石で囲まれた露天風呂らしきものがありました。お湯は白濁したにごり湯で、いかにも効きそう。
「足湯」と書かれた看板も残っていて、山歩きの合間にここで温泉に入れたらさぞかし気持ちいいだろうな~と思いました。
中ノ湯からは、途中休憩することなく黙々と下り、八方台の駐車場に着いたのは予定通りの13時10分。ホテルのバスが13時20分にくるので、見事な時間配分でした。
駐車場の休憩所で待っていると、ほどなく車が到着。ガンガンに冷房をきかせた車内でほっと一息つけました。ホテルに着いて、売店でビールを買い、外のテーブルで乾杯。暑い中の登山の後のビールは本当に格別です。
あ~~(きつかったけど)楽しかった!
喜多方ラーメンのランチ
お腹が空いたので、ホテルの近くの食堂でランチをすることに。食堂らしいメニューが並ぶ中、喜多方ラーメンに決定。さっぱりシンプルで良く知ってるラーメンの味でした。
森のくまさん
ランチのあとは、昨日途中までしか行けなかった五色沼の散策に出かけます。ホテルの前に、このあたりを巡る路線バス「森のくまさん」の停留所があり、ちょうど出発の時刻だったのでそれに乗って「五色沼」まで向かいます。切符は待合所にある券売機であらかじめ購入(五色沼までは一人250円)。
バスは昭和42年製造のとてもレトロな車で、天婦羅を揚げた廃油で走っているとのこと。バスには運転手さん以外に車掌さんも乗っていて、要所要所でガイドをしてくれます。
ホテル前の「裏磐梯高原駅」から桧原湖を左に見て町の中心部へ。このエリアは国立公園なので、景観を守るためにセブンイレブンの看板は茶色をし、消防署や病院などはログハウス風の建物をしています。
中心街を抜けるとほどなく「五色沼」に到着。ここには広い駐車場と立派な裏磐梯ビジターセンターが併設されています。
せっかくなのでビジターセンターに寄ってみると、とても充実した施設で中の造りも素晴らしい。展示物や情報量も豊富で、このエリアに来たらまず最初に立ち寄ってみるといいと思います。
五色沼自然探勝路散策
ビジターセンターの脇から五色沼への道が続いています。緩い坂を上っていくと、また駐車場があり大型バスが何台も停まっていました。どうやらこちらが五色沼に一番近い駐車場のようです。傍らにはお土産屋さんやレストランが建ち、たくさんの観光客で賑わっていました。
そこを抜けると毘沙門沼が現れ、ここから五色沼自然探勝路がスタートします。昨日は反対側の裏磐梯高原駅の方から入って、森の中にひっそりと湧く静かで神秘的な湖沼を見ましたが、今いる毘沙門沼のあるこちら側は人も多く賑やかでかなり違う雰囲気。湖面には観光客が乗った貸しボートが何艘も浮かんでいて、完全にリゾートという感じです。
喧騒から逃れるように、早々に奥に進んでいきました。スタートからしばらくは木道が敷かれているので、ヒールやサンダルで歩いている人もいましたが、やはり山道なのでそれなりの靴を履いてきたほうがいいでしょう。
毘沙門沼のほとりを歩いていると、巨大な何かが目の端をよぎりました。目を転じると、水の中に今まで見たことのないくらい大きなコイが重そうに泳いでいます。なんでこんなに成長したのか不明ですが、迫力の光景でした。(下の写真に写ってるのより数倍大きいのがいた)
コイのエリアをすぎ木道も途切れると、だんだんと人の数が減ってきて、森の静けさが戻ってきました。木々の間から除くエメラルドグリーンと青が混在する沼は本当に美しい。ぜひ入口付近だけでなく、奥の方まで行ってみることをお勧めします。
毘沙門沼からはしばらく他の沼はなく、森の中の緩い上り坂を歩いていきます。標高が「五色沼」より「高原駅」側の方が高く、こちら側からスタートするとどうしても上り坂が多くなるので、反対側からスタートした方がラクに歩くことができると思います。
10分ほど行くと「赤沼」が見えてきました。名前の通り、沼の淵が赤色をしています。その赤と他の部分のエメラルドグリーンが、陽の光に照らされて鮮やかな色彩を放ちとても綺麗。なんでこんな配色になるのか不思議です。
続いて「みどろ沼」が現れました。こちらも極彩色の配色で、昨日見た青系の沼とは様相が違います。五色沼は「五色の色がある湖沼群」という意味ですが、これで納得。この沼では、黄色の水面に2羽のカモが泳いでいました。
その後すぐに竜沼があるのですが、木々の間からほんの少ししか見えません。
毘沙門沼から竜沼までで、緑、黄、赤、青などまさに「五色沼」の名前の由来となるような湖沼を見ることができました。この狭いエリアの中で、こんな色とりどりの沼が見られるのはとても貴重だと思います。
竜沼から清流を眺め弁天沼まで来ると、この後は昨日歩いたルートになります。
ちょっと日が陰ってきたせいか、昨日の色とは少し違って見えました。
るり沼は飛ばして青沼を通り柳沼まで。一度来たし、ちょっと疲れてきたのでチラミ程度で通り抜けていきました。
五色沼自然探勝路の入り口にある裏磐梯物産館で少し休憩しホテルに戻りました。
星野リゾート裏磐梯ホテルの夕食2日目
お風呂で汗を流し、昨日と同じレストランでバイキングの夕食です。席に着いてさっそく料理を取りにいくと、なんだか1日目に見たことあるものばかり。バイキングのわりに料理の種類が少ないので、2日目は内容が変わるのだろうと思っていたのですが、前菜からメインの牛タンまでまったく同じ。ある程度メニューがかぶるのは仕方ありませんが、一度に全種類の料理が食べられるくらいの品数しかないのに、ちょっと残念です。
そもそも、牛タン以外にメインと言えるものがないというのはかなり寂しいし、あれこれ選ぶ楽しさのないバイキングにはあまり魅力を感じられませんでした。
お客さんの好き嫌いや、連泊している人のことをもう少し考えてくれたらなと思います。
星野リゾート宿泊プランということで、とても期待していただけに少々残念でした。
3日目:裏磐梯~新宿
最終日の今日は朝から本格的な雨。晴れていれば早朝から散歩に行くつもりでしたが、朝風呂に入り、少しのんびりすることにしました。
お風呂の後朝食のレストランに行くと、朝食のメニューも夕食と同じく前日と一緒。まあ、こっちは仕方ない気もしますが、やっぱりちょっとつまらない。
今日は東京へ帰る日ですが、出発は14時半なのでそれまで自由時間です。部屋は11時までしか使えず、チェックアウトした後は、荷物は別の部屋に移動。
雨の五色沼
出発までボーっとしているのも退屈なので、雨の五色沼を散策することにしました。五色沼自然探勝路に入ると、この日は日曜日だったせいか、雨にも係わらず結構な人が繰り出していて、このコースの人気の高さが伺えます。
晴れの日に見る沼と雨の日ではやはり水の色が少し違っていて、今日は水面に太陽光の強い反射がない分、全体的にマットな感じ。森の中とはいえ、雨と風がけっこうすごかったので写真はあまり撮れませんでしたが、晴れと雨と両方の姿が見られてよかったです。
毘沙門沼までくると、この日も大型バスが乗りつけ、たくさんの観光客で賑わっていました。
味噌カツ丼のランチ
ビジターセンターで少し休憩したあと、五色沼のバス停から高原駅まで路線バスで戻り、物産館でランチ。今日は、名物だという味噌カツ丼とワカサギ丼にしました。
私は味噌カツ丼だったのですが、濃いソースが大量にかかり、ちょっとしょっぱくて最後まで食べられませんでした。東北地方の料理は塩分が多いと聞きますが、これが普通なのだろうか。
ホテルに戻り、13時半からお風呂に入れるので最後に汗を流しに行きました。タオルは、朝部屋から持ってきておいたのを使います。雨も上がってきたので、露天風呂へ行きました。空を見ると、青空をチラチラのぞかせながら大きな雲がけっこうな速さで流れていきます。森を吹き抜ける風が気持ちよく、のんびりと疲れを取ることができました。
裏磐梯から5時間半で新宿へ
さっぱりした後、荷物の整理をして出発。田園風景を眺めながら猪苗代湖近くにある薄皮饅頭のお店「柏屋」に寄り道。創業1852年の老舗です。
定番のお饅頭の他、檸檬(れも)というクリームチーズのタルトもいただいたのですが、とっても濃厚で美味。帰りのバスの中でみんな食べてしまいました。
その後トイレ休憩をはさみながら高速を快調に飛ばしていましたが、東京近くになって事故渋滞が発生。そのため新宿には予定より30分ほど遅れて20時すぎに到着しました。
今回は晴天の下、磐梯山と五色沼を歩くことができ、綺麗な景色を写真におさめられたのでとても満足です。磐梯朝日国立公園は、ビジターセンターも充実しており、路線バスや散策路も整備されているのでとても観光しやすいと思いました。