主な訪問地:マスカット~ワディ・シャーブ~ビマー・シンクホール~マスカット
オマーン5日目は、オマーン三大オアシスの2つ「ワディ・シャーブ」と「ビマー・シンクホール」の観光。ワディ・シャーブは、絶壁の谷底を歩いてやっとたどり着ける秘境感満点のオアシス。ビマー・シンクホールは、地面に開いた大きな穴の底にありドクターフィッシュも生息。絶景のハイキングと海沿いのレストランでのランチも満喫した。
朝起きて外を見ると、今日もいい天気。
ホテルのレストランで朝食です。昨日の夕食はプールサイドでしたが、朝は室内の会場。
野菜やパンの種類もたくさんあり、熱々のオムレツが美味しい。
8時、ホテル出発。
昨日到着したときは暗くてよくわかりませんでしたが、ホテルの目の前にはすごい岩山がありました。
バスの車内で今日の予定の説明です。
=====ガイド=====
今日のハイキングは、オマーン三大オアシスのひとつ「ワディ・シャーブ」で谷間を歩いて行く。最初にボートで対岸まで渡り、そこからハイキングスタート。泉があり泳ぐこともできるが、更衣室がないので岩陰で着替える。
標高差が100mちょっとで往復2時間半くらい歩く。
その後ランチ。
ランチ後は三大オアシスのふたつめ「ビマー・シンクホール」へ向かう。ワディ・シャーブからは30分くらい。このオアシスではドクターフィッシュがいて、足を入れるとつっついてくる。
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ということで、今日は一日オアシス巡りという感じ。
ホテルのある場所は、オマーンの首都であるマスカットですが、中心部からはちょっと離れているので周りは閑散としています。
そしてその閑散度はどんどんアップし、やがて荒野に。
40分ほど走ると海が見えてきました。
最初のハイキングのスタート地点はもうすぐです。
「ワディ・シャーブ」ハイキングのスタート地点にあるボート乗り場が見えてきました。
谷から流れる川は、すぐ向かい側の海に注いでいます。
船着き場でバスを降り、いくつかのグループに分かれて小さなボートに乗船。対岸まではほんの2~3分です。
全員そろってから、「ワディ」と呼ばれる谷を歩いていきます。
覆いかぶさってくるような岩壁の高さはかなりあり迫力満点。
ほとんど平坦なのですが、岩がゴロゴロしていたり、道幅の狭い川沿いの崖の上を歩いたりする箇所があるのでちょっと気を使う。
1時間ほど歩くと人がたくさん集まっている場所に出ました。ここが今回のハイキングのゴールです。
みんな水着を着て気持ちよさそうに泳いでいますが、私たちには着替えて泳ぐ時間がないので、足だけ浸かったり周辺を歩いてみたりして思い思い時間をつぶします。
30分ほど滞在し、同じルートを通って戻ります。道は同じなのですが、見る方向が逆だとまた景色が違って見えて楽しい。
圧巻の大自然を感じることができました。
ハイキングのあとは、ワディ・シャーブからほんの数分のところにある「Wadi Shab Hotel」でランチ。
目の前に真っ青な海が広がったリゾートホテルのレストランです。
店内からは海が見渡せ、涼しい風が吹き込んできて心地いい。
メニューは、魚のグリルや野菜炒め、スパイシーなカレーなど。暑い中歩いてきたので、香辛料の利いた料理がとっても美味しい。
デザートまでしっかりいただいたあと、しばらく海を眺めながら休憩。希望者は海岸まで下りて行きました。
本当に穏やかな綺麗な海で、しばしの癒しタイムを満喫できました。
ランチで休憩したあとは、本日最後の観光「ビマー・シンクホール」へ。
ビマー・シンクホールは、ぽっかり開いた穴の底にあり、まわりは整備された公園になっています。
底に湧いているエメラルドグリーンの泉までは急な階段を下りて行きます。
みんな岩場に適当に荷物を置いて、ドクターフィッシュのいる泉に足をつけたり泳いだり、岩壁に上って飛び込んだり。
規模は小さめですが、独特の景観は一見の価値あり。
日が傾くと底まで光が入らなくてエメラルドグリーンの色が綺麗に出ないので、お昼前後に行くのがおすすめです。
全ての観光を終え、一路マスカットへ戻ります。
今日はツールド・オマーンの開催日ということで、途中、自転車を積んだ車とすれ違いました。
ホテルについて少し休憩したあとは、きのうと同じ場所で夕食です。
今日は通常のディナーメニューで、会場もすっかり落ち着いた感じになっていました。
魚とお肉が選べて魚を選択しましたが、やっぱりオマーンの魚料理は美味しい。
ボリューム満点のふわふわ白身魚で、これだけでお腹一杯になりました。
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