主な訪問地:マスカット~ワディ・バニ・ハリッド~ワヒバ砂漠~マスカット~ドーハ~成田
オマーン旅行最終日の6~7日目は、4WDでしか行けない「ワディ・バニ・ハリッド」と「ワヒバ砂漠」の観光。砂漠ではスリル満点のサンドドライブを楽しみ、最後の夕食ではラクダ肉のグリルを堪能した。夜中にマスカットを後にし、ドーハ経由で成田に帰国。
いよいよオマーン最終日。
6時に朝食を食べ、7時にホテル出発です。今日のスケジュールはけっこうタイトらしい。
=====ガイド=====
これから二時間くらい移動したところで、4WDに乗り換えてワディ・バニ・ハリッドへ向かう。そのあと30分ほどかけてワヒバ砂漠へ移動しランチとシャワータイム。その後、バスに乗り換えて夕食へ。そして空港へ向かう。
砂漠は東西180km、標高150m。ここで暮らす遊牧民のベドウィンは、移動する場所を誰にも言わずに移る。ラクダのレース場もあり、ラクダは時速440キロくらいで走る。
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乗り換え地点に到着後、4WDに分乗してオアシスへ。
ドライバーさんはアラビア語しか話せないので、会話は思うようにできませんでしたが、ノリノリのアラビアンミュージックをかけてくれたりサービス精神旺盛。
途中で止まった写真スポットではみんなで一緒に写真を撮ったりして、すっかり仲良しになりました。
ほどなくワディ・バニ・ハリッドの入口に到着。ここから200~250mほど歩いて行きます。
5分ほどでエメラルドグリーンのオアシスが目の前に現れました。
ここでは各自自由に散策。いろいろ歩き周ってみましたが、本当に水の色が綺麗で、どこからみても「楽園」という言葉がぴったりです。ここでは各自自由に散策。いろいろ歩き周ってみましたが、本当に水の色が綺麗で、どこからみても「楽園」という言葉がぴったりです。
泳ぐことも可能で、対岸には休憩所やトイレもあり、時間を気にせずゆっくりできます。
泉にはドクターフィッシュもいるので、足だけつけてみるのも気持ちいいでしょう。
30分ほどの散策でしたが、綺麗な景色を十分堪能できました。
ワディ・バニ・ハリッドから1時間弱移動してワヒバ砂漠へ。
今までの切り立った渓谷の景色から一転し、平らな大地が広がってきました。
砂漠にはラクダの姿があり、いかにもアラビアンな光景です。
砂が深くなる手前でいったん車を止め、タイヤの空気圧の調整。空気を少し抜いてタイヤを潰さないと、柔らかい砂の上ではうまく走れないためです。
準備が整うといよいよ砂漠ドライブの開始。
砂煙をあげながらすごいスピードで突き進み、壁のようにそびえる砂丘を一気に駆け上がります。すると、風紋が刻まれた柔らかい曲線が続く砂の海が目の前に広がりました。
陽射しがものすごいのでサングラスがないときついですが、やっぱり広大な砂漠の光景は旅情が掻き立てられます。
最後はまた車に乗って、スリル満点のサンドドライブ。砂丘の斜度がけっこうあるので、車がひっくり返りそうなくらいに傾きます。
みんな大盛り上がりで、この旅行の中で一番楽しかったかも。
大声で叫びまくって心底スッキリできました。
砂漠ドライブのあとは、砂丘のすぐ麓にある「SAMA AL WASIL DESERT CAMP」でランチ。
敷地の中へ入ると、遊牧民の家を思わせる異国情緒あふれるデザインで、小さなロッジがいくつも建っていました。
ランチの場所は奥にあるテントの中。
屋根の下の日陰に入ると、とたんに涼しく感じます。
砂漠の真ん中での料理は、しっかりした味付けのお肉やスープ、サラダなど。そして、何より美味しかったのが、キンキンに冷えた7up。
食事のあと、このロッジの部屋をいくつか借りてシャワーを浴びられるはずだったのですが、結局1部屋しか手配できず、タオルもひとつしかないということで諦めました。もともとツアーの中に組み込まれたサービスだったので、これにはかなりがっかり。さっぱりして飛行機に乗りたかった。。。
とはいえ、ないものは仕方ない。出発の時間まで、ロッジの周りやお土産屋さんを見て周りました。
都会の高級ホテル並みの施設やサービスは望めませんが、砂漠にどっぷり浸りたい人にはおすすめのロケーション。アクティビティも用意されているので、いろいろ楽しめると思います。
オマーン最後の観光を終え、一路マスカットへ。砂漠の景色もこれで見納めです。
3時間ほどかけてマスカットへ戻り、また食事。
最後の晩餐は「ALDYAFA GRILLS」でボリューム満点のグリル料理です。
ここでラサールさんから、さきほどはシャワーの件で迷惑をかけたと、フレッシュジュースとお菓子のプレゼントがありました。
こういう素早いリカバリーはさすがベテランガイド。
さて、順番に料理が運ばれてきました。
炭火でじっくり焼かれたお肉はどれも香ばしくて美味しい!
黒っぽい色をしたのがラクダの肉ということですが、香辛料がきいていて臭みや癖もなく食べやすい。
ただ、砂漠でランチをしてからそんなに時間がたっていないので、もっとお腹が空いているときに味わいたかったです。
満腹のお腹をかかえて、マスカット国際空港へ。
空港の入口のセキュリティチェックのところでラサールさんとお別れ。
短い間でしたがお世話になりました。
中でチェックインを済ませ、搭乗時刻まで解散。お店がたくさんあるので時間もつぶせます。
お土産をいろいろ見て周りましたが、総じて高い。普通のキーホルダーが900円、ボールペンが300円くらいするので、何か買うなら外で購入したほうがいいかも。
時間になり搭乗。23時20分、定刻で出発し、まずはドーハへ向かいます。
2時間弱で、しかも夜中のフライトですが軽食が一回。
ドーハで3時間の待ち時間のあと、3時5分の飛行機に搭乗。
今回は一番前の座席になりました。これから10時間近く乗らなければならないので、これはかなり嬉しい!
出発して2時間後に1回目の機内食がでて、到着の2時間半前に2回目の機内食。
なんだか最後は食べてばかりの印象でしたが、とにもかくにも無事成田に到着。
初めてのアラビア半島上陸でしたが、大きな怪我やトラブルもなく楽しい旅行となりました。
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