スリランカ旅行のお役立ち情報を掲載。実際に現地に行って体験した事実をもとに、旅のポイントや注意点、治安、食事や宿泊施設の状況、持っていくと便利なものなど、独自の感覚と観点で記載しています。基本情報は外務省や旅行会社などのサイトを見ていただければわかると思うので、ここではそれ以外の現地で使える情報をご覧ください。
主な訪問地:コロンボ~ネゴンボ~アヌラーダプラ~シーギリヤ~ポロンナルワ~ダンブッラ~キャンディ~ヌワラ・エリヤ~ゴール
旅行時期:2015年1月/利用航空会社:スリランカ航空/[外務省]スリランカ基本情報
シーギリヤ・ロック(シギリヤ・ロック)を始めとする数々の世界遺産や古代遺跡が点在し、ジャングルには野生動物も多く生息している。ピンナワラの象の孤児院近くの川では、気持ちよさそうに水浴びする象たちの姿を見学したり、高原の町キャンディでは南十字星も観測。本場のセイロン茶やスパイスの効いた料理などグルメも堪能した。
以下のリンクをクリックすると、その行程が書かれた旅行記をご覧になれます。
小さな島国だが、2015年1月現在世界遺産が8つあり、意外と見所がある。
その中でも代表的なのが、大きな岩山の上に築かれた王宮跡のシーギリヤ・ロック(シギリヤ・ロック)だろう。麓にはいくつもの沐浴場や水路がある水の広場があり、岩山の途中では今でも色鮮やかな女性の壁画シーギリヤ・レディを見ることができる。
約1200段の階段を登った頂上からは一帯に広がるジャングルが見渡せまさに天下をとった気分。人気の観光地で人出も多く、日差しを遮るものがほとんどないため、比較的空いていて涼しい早朝に行くのがおすすめ。スズメバチがいるので騒ぎながら登るのはやめよう。
寺院の中では、古都アヌラーダプラのルワンウェリ・セヤ大塔とダンブッラの石窟寺院が迫力がある。ルワンウェリ・セヤ大塔は高さ55mもある巨大な仏塔でその周りにはたくさんの象の彫刻が取り囲んでいる。ダンブッラの石窟寺院は、石窟の中に所狭しと仏像や仏塔が並べられ、壁と天井にぎっしりと壁画が描かれていて圧倒される。
また、世界遺産ではないが、ピンナワラの象の孤児院もよかった。孤児院の近くの川で水浴びをする姿は、まわりの風景とも相まってとても絵になる。12時の鐘が鳴ると孤児院に帰るのだが、たくさんの象が一斉に集まって帰っていく光景は迫力だ。
リゾート気分を味わいたいならインド洋に面したゴール近辺がいい。海岸沿いにはホテルが立ち並び観光客の姿も多い。サーフィンも有名なのだそう。
最終日をのぞいて全てスーペリアクラスだったが、思っていた以上によかった。部屋は広く設備も普通に揃っていてスタッフの対応もいい。
最後のゴールで宿泊した5つ星の「ライトハウス」はスリランカ出身の建築家ジェフリー・バワの設計だが、ロケーションも部屋の作りも素晴らしく感動もの。
チップは1ドルか100ルピーくらいが相場。
それほど脂っこくなくスパイシーで美味しかった。
カレーが多いがいろいろな種類があるので食べ比べると楽しい。
南国だけあって果物も豊富で味もよかった。
ビールやワインもどこでも飲めて、香辛料の効いた料理とよくあう。
紅茶の産地なので茶畑を訪問したらぜひそこで飲んでみよう。お土産に買って帰ったが、とても評判がよく、ティーバッグのでもとても美味しい。
このツアーではほとんどがビュッフェスタイルだった。
水道水は飲めないのでミネラルウォーターを買おう。
今回は街中を歩き回る時間がなく観光地のみの印象になるが、5~6年前までテロの脅威があったとは思えないほど、まったく危険な感じはしなかった。
バスの移動中も含め、ストリートチルドレンやホームレスの姿はほとんどなく、寺院や公園でのんびりする光景があちこちで見られた。
ノースリーブや半ズボンなどの露出の多い服装での見学はNG。そのような格好の場合はスカーフなどをまいて肌を隠す。
境内の入り口で靴を脱ぎ、建物の中だけでなく外も歩き回るのでかなり足が汚れる。そのため、その足で履いてもいいサンダルなどがあると便利。また裸足だと、晴れた日には地面が暑いし、けっこうな岩山も登ったりするので、靴下や地下足袋を履いたほうがいい。帽子も被ってはいけないので、日焼け止めは必須。
写真撮影は、今回私が訪れた場所ではどこもOKだったが、ダンブッラやシーギリヤ・レディなどはフラッシュ禁止。
写真撮影の際、人を撮る場合は必ずその人に一言確認しよう。
「寺院の見学」にも書いたが、見学場所によってはフラッシュを禁止しているところがある。シーギリヤ・レディなどは常に監視員がいて、フラッシュの止め方がわからない場合はカメラの操作も教えてくれる。
仏像と一緒に写真に写ったり、お尻を向けて撮影をしてはダメ。
ホテルやレストランは洋式だが、郊外の遺跡や休憩所はイスラム式(和式)のところが数箇所あった。外のトイレは紙がないので持参しよう。
とにかく暑くて湿気がすごいので体力を消耗しがち。バスの中やホテルは冷房が効いてるので、そこと外の温度差で風邪をひかないようにしよう。
遺跡や寺院の中には水を売っていない場所が多いので必ず持参すること。特にシーギリヤ・ロックに登る場合は必須。
今回暑さでぐったりする以外はお腹も壊さず体調を崩すことはなかった。
現地であったら便利なものを必須度順、番外編でご紹介。
女性ならではのものもあるので、参考にしてください。
旅行ではなるべく荷物は少ないほうがいいので、いるかいらないか迷ったら、それが現地でも買えるものかどうかで判断するのもひとつの方法。しかし、どうしても必要なものでない限り、結局なくても大丈夫だったということは多い。(反対に、なんでこんなものが・・と思いもよらないものが大活躍したりもする)
思い切って荷物を減らし、身軽に旅立とう。
【必須★★★】
【できれば持っていこう★★】
【必要に応じて★】
世界遺産や動物やビーチや・・いろいろ見所があり思った以上に楽しい旅でした。 湿気と暑さの中の観光はちょっときつかったですが、それもスリランカらしさであり、帰ってきてみればいい話のネタになっています。
成田からスリランカ航空の直行便があるのも便利だし、こじんまりとした国なので国内の移動も短くてラク。食事も美味しくて種類も色々ありお酒とともに各地で楽しめました。
アーユルベーダが有名ですが、様々な薬草などを利用した施術や薬の効能は、ガイドさんやスパイスガーデンで聞いた話からとても興味がもてました。スリランカの人は、スリランカにしか自生していない植物を日ごろから食べたりオイルを頭に塗ったりして健康を保っており、特にオイルは頭髪や目に良く効き、実際、禿げてる人や眼鏡をかけている人はほとんどいないそうです。
地理的にインドと良く似ているイメージがありましたが、ガイドさん曰く、インドの一部の地域とは似ているが、それ以外で似ている国はないとのこと。そんな独自性を持ちテロもなくなったスリランカには、これからどんどん観光客が増えていくだろうとも言っていました。
すでに観光地化は進んでいますが、まだまだジャングルが生い茂り野生動物がそこかしこに姿を見せるスリランカは、充分ワクワクさせてくれる旅行先だと思います。