主な訪問地:ヤンゴン~バガン
ミャンマーを訪れたら必見の古都バガン。広範囲に仏教建築が点在し、真っ赤な夕陽とそれに染まる仏塔のシルエットは有名。バガンを代表するシュエジゴン・パゴダやアーナンダー寺院、夕日の鑑賞スポットのシュエサンドー・パゴダ、伝統工芸の漆工房や人形劇、ローカル色満点の市場まで見どころがいっぱい。
今日は国内線でヤンゴンからバガンへ向かいます。
早朝の飛行機なので、ホテルを5時に出発。そのため朝食はお弁当となりました。
このホテルの朝食は美味しかったのでできればここで食べたかったな~。
ホテルから20分ほどで国内線の空港に到着。
チェックインを済ませてセキュリティーチェックを受けますが、水の持ち込みはNG。
チェックを受けた後のラウンジにフリーのウォーターサーバーがあるので、空のペットボトルを持って行って補給するといいと思います。
6時すぎ、アジアンウィングスエアウェイズに搭乗開始。
建物から飛行機までバスに乗って向かいますが、このバスも日本の(京急っぽい)でした。
今回乗る機体は小さなプロペラ機で、通路の両側に2つずつ席があります。
目的地のバガン・ニャウンウー空港までは約1時間半のフライトで、軽い食事が一回出ます。
飛び立って少しすると機体の右側から朝日が昇ってきました。なんだかとっても力強い日差しで、これからまた暑い一日が始まるんだなと実感させられます。
7時半、空港に到着。
タラップに降りて歩いて空港の建物に向かいます。ヤンゴンの空港に比べると一気に小さくなりました。
荷物をピックアップし空港の外へ。バガンは湿気もあり蒸し暑いと聞いていましたが、この時間はまだ涼しくて心地よい。
駐車場で待機していたバスに乗りこみバガンの観光に出発です。
朝のバガンの風景を見ながら、まずはワナさんからバガンの紹介。
=====ガイド======
バガンの町は3つある。昔王様がいたオールド・バガン、ホテルなどが建つニュー・バガン、空港があるニャウンウー。この3つのエリアに2400基以上のパゴダがバラバラに建てられている。広範囲に遺跡があるのが特徴で、狭いエリアに集まっているアンコールワットやボロブドゥールの遺跡とはこの点が違う。
バガンは古い町で今から900年前に始まった。「バガン」と「ニャウンウー」は同じでミャンマーの人は二つの名前を一緒に呼んでいる。
「バガン」とは、少数民族のビュー族が住んでいた場所のことで「ビューガン」(ビューはビュー族、ガンは場所という意味)と呼ばれ、そこからバガンとなった。各地にバガンはあるが、ここのバガンだけが有名になっていった。
ミャンマーが始まったのがバガンで、それ以前は統一されていなかった。ミャンマーの国ができるとともに入ってきたのが、今信仰されている小乗仏教。
バガンの時代がおわったあとも、歴代の王様がミャンマーが始まった場所を見に来ていた。そのたびにその時代の技術や芸術が残され、今までの歴史がずっと刻まれてきた。そのため、バガンはミャンマー人の心と言われている。ミャンマーに来たらバガンは外せない場所。
これからバガンの市場に行く。中は迷路のようになっていて、地元の人の生活が見られる。宝石や漆器は偽物もあるので注意。
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このバガンにはスリランカスタイルのお寺も多くあるそうです。
しばらくすると市場に到着。一気にローカル色が強くなりました。
いろとりどりの品物が並び、民族衣装をまとった地元の人たちで賑わっています。こういうところが見たかった!
ミャンマーの人が顔に塗っている「タナカ」の原木やクリームもあります。
外には青空市場が広がっていました。
ワナさんの言う通り、市場の中は迷路のよう。
一通りワナさんのあとについて見て周った後、市場の外へ。これから出勤する人たちが大勢行きかっていました。
朝から見ごたえのある場所で、ほんの30分ほどの滞在でしたがかなり満足度が高かったです。
市場を後にし、次はシュエジゴン・パゴダへ。
=====ガイド======
パゴダには寺院と仏塔と二種類あるが、シュエジゴン・パゴダは仏塔なので建物の中には入れない。仏塔の周りをまわって見る。
シュエジゴン・パゴダの「シュエ」は金、「ジゴン」は砂がある所という意味と、「勝利の記念塔」という意味がある。バガンがこの国の始まった場所であることと、ミャンマーの北部と南部の中間にあることから、このパゴダを見せることによって力を誇示している。そのため、パゴダは優しい形ではなく、力強さを優先してデザインされていて、パゴダにいる神様や動物たちの像やレリーフはみんな太っている。
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なるほど、入口の像もかなりどっしりとしています。
建物に入って靴を脱ぎ回廊を通り抜けて行きます。外の日差しはかなり強くなってきましたが、日陰に入ると涼しい。
回廊を抜けると煌びやかな仏塔が見えてきました。
残念ながら今は修復中で塔の上の方はカバーがかかっていますが、それでもかなり美しい。
=====ガイド======
パゴダは、真ん中に仏様がいる須弥山(しゅみせん)を配し、そのまわりの東西南北に自分たちが住んでいる地球とそれに似た惑星(島)を小さなパゴダでデザインしている。ミャンマーの人たちは、地球は南の島と信じていて、そこは4つ島の中で一番位が高い。島と島の間は広大な海の波が表現されている。
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ワナさんと一緒に仏塔の周りをまわっていきます。
バガン時代の王様が信仰した親子の神様。
=====ガイド======
この神様は、当時よくあった自分の好みによってつくられたもの。もともと集落の中にあったが、このパゴダを作った王がここに持ってきた。理由のひとつは、悪い僧侶たちに対して、お前たちが信仰している神様よりも偉いということを知らしめるため。もうひとつは、ここに移すことでこれを信仰する村人がお祈りの為にここまでやってきて、パゴダに描かれた仏教を学び、悪い僧侶たちの教えが間違っていることを気づかせるため。
バガン時代は、王様のグループと、悪い僧侶のグループ、国民のグループがあり、僧侶と国民は一緒だった。しかし、本当の仏教を学ばせることで僧侶の悪事を暴き、国民を王の側へ味方につけ、悪い僧侶たちを捕まえた。
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その裏にあるお金持ちになる神様のところへ。みんなのテンションとお賽銭の額が一気にあがりました。
続いてバガン時代の仏像を参拝。
=====ガイド======
バガン時代の仏像は、このパゴダにはここにしか残っていない。他に三か所あるがその一部は悪い人に盗まれた。
裸のように見えるがこれはインドの影響で、美しい筋肉が見えるように水にぬれた袈裟が肌にくっついているデザインになっている。このデザインのものはバガン時代のもので、それ以外は袈裟のひだがはっきりと彫られている。
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再び仏塔へ。入ってきたところとはちょうど反対側まできました。
金色の供物や、うまくすると仏塔が写るという小さな水たまりなどを見て見学終了。バガンを代表するパゴダだけあって見どころもたくさんあり、もう少し時間をかけて見たかった。
バスに戻り、次はティーローミンロー寺院へ。移動中の車窓から、たくさんのパゴダが建っているのが見えました。
=====ガイド======
ティーローミンロー寺院は寺院なので建物の中に入れる。
当時の王様には5人の奥さんとそれぞれに息子がいて、次の王を選ぶとき傘を使った。「ティーロー」というのは「傘で選ぶ」、ミンローは「王になる」という意味。息子たちを丸い形で座らせ、その真ん中に傘を立てて、それが倒れたところにいた人が王になった。
寺院は自然の洞窟を真似てつくられる。このお寺は12世紀の終わりころの建物。バガンはだいたい3つの時代に区別できる。バガンが始まった11世紀時代、バガンが強くなってきた12世紀時代、バガンが終わった13世紀時代。
バガンには2400基ほどのお寺があるが、その大きさで建てられただいたいの時代がわかる。11世紀時代はレンガで建てる技術がなかったため砂石のモンスタイルで低い。12世紀時代はレンガを使ったミャンマースタイルで高くて大きい。13世紀時代は作る時間があまりなかったため小さい。
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バスを降り門をくぐると、均整のとれたとても美しい建物が参道の向こうに聳えていました。通路の両側にはお店が並んでいて、その中でも砂絵はバガン名物で有名だそうです。
買い物は後にしてまずはお寺の見学。
=====ガイド======
指が空を指しているデザインはバガン時代の特徴。王様の王冠のデザインで、真ん中の大きな山が須弥山でその周りを小さな山に取り囲まれていることを表している。
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=====ガイド======
東門から中へ入る。陽が昇る東が一番大事にされていて、この東側にある部屋の仏像が一番このお寺で大きい。王様が傘で選ばれた場所で、仏像の脇に傘がある。バガン時代の仏像は指の長さがバラバラなのが特徴。以前は仏像の中に宝石が納められていた。地震などで壊れた時、その宝石を使って建て直すためだったが、それを知っている人たちによって盗まれた。そのため、部屋の壁にはお寺を壊そうとする人に災いがおこるように呪いが描かれている。
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=====ガイド======
時計回りに周って行く。ミャンマースタイルはモンスタイルに比べ、中が明るくて高いのが特徴。壁画がないところは、かつてドイツ人にのこぎりで切られて今はドイツの博物館にある。
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中から出で外から見学。壁にはハスの葉や、ヒンズー教のシヴァ神の弟子の鬼などが描かれています。建物は一部修復中。
見学後は建物の周りに連なったお土産屋さんを物色。特にほしいものもなかったし、かなり暑くなってきたので早々に日陰に避難していました。
次は托鉢体験に向かいます。
=====ガイド======
これからオールドバガンの王宮跡の隣にあるお坊さんが暮らしている僧園で托鉢の体験をする。今回はお坊さんが待っているが、普通は外を歩いて托鉢をしている。お供え物をあげるときは、一人で一種類のものを担当すること。
ミャンマーの仏教は小乗仏教で日本の仏教とはちょっと違う。修行はとても厳しいもので、食事は1日2回のみ。4時か4時半ごろに1回と、12時前に1回食べる。12時前の食事が食べられなかったら、その日は水しか飲めない。
ミャンマーは世界一僧侶が多い国で50万人くらいいる。僧侶になるのは20才以上の人で、それより若い人は小坊主として勉強をする。僧侶には2種類の責任があり、修行して悟りを開くこととお経を勉強して教えること。悟りを開くのは難しいので、主に後者の方をやっている。
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僧園に着いて門を入ると、建物の入口でお坊さんたちが鉢をもってすでに待っていました。
庭の奥には私たちが渡す料理が用意されて、そこでスタンバイをします。私はご飯担当になりました。
ここからは托鉢をするので、写真はスタッフの人にバトンタッチ。
準備ができると、背の高さ順に一列に並んだお坊さんたちがやってきました。鉢の中にはすでにご飯が入っていて、私たちの分が加わるだけでもかなりの量になりそうです。
托鉢が終わった後は、お供えを腕一杯に抱えた小坊主さんたちと写真タイム。
まだまだ幼い顔の彼らは本当にかわいらしいのですが、厳しい修行をがんばっているであろうその表情には、毎日の大変さもうかがわせているように見えました。
僧園から5分ほどのアーナンダー寺院へ。
=====ガイド======
アーナンダー寺院は王宮の外に作られたが、それは誰でも見ていいという理由から。仏教を広めるために建てられたので、拝む場所だけではなく博物館のようになっている。バガンを代表する寺院。
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=====ガイド======
アーナンダー寺院の設計図がある。芯柱を中心にして洞窟のようになっている。低い建物で窓があまりないが、これを作ったのがビルマの王だから、純粋のモンスタイルではない。
西の門から入ってきた。ここの仏像は新しく作られたものでバガン時代のものではない(袈裟に皺がたくさんある)。もともとは、金属で作られた大きな仏像があったが盗られたため木材で作った。
建物には内側と外側の通路があるが、内側は王様だけで外側は民間向けのため、仏教の教えを広めるために外側の通路に仏像や絵とかたくさん飾られている。
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建物の外へ出ると中庭から全体を見ることができます。外観だけ見ると、寺院というよりお城という感じ。
さすが人気の寺院だけあって観光客の数が多かったですが、屋内はとても涼しいので、暑い時間帯の観光にぴったりです。
アーナンダー寺院を後にしバスへ。
=====ガイド======
今右に見えてきたのがタビィニュ寺院でバガン一高さが高い寺院。ミャンマースタイルの建物で王宮の城壁の中に建っている。「タビィニュ」とは「悟り」とか「学問」という意味で、お坊さんがお経を勉強する大学になっている。王宮の中にあるため、先ほど行ったアーナンダー寺院などとは違い、国民の為ではなく僧侶と王のために建てられた。
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本当は行程に入っていませんでしたが、サービスで駐車場まで寄ってくれました。遠くに聳える寺院の手前に崩れかけた城壁が見えます。
写真だけ撮って再びバスへ。
=====ガイド======
これからマヌーハー寺院(捕虜の王のお寺)にいく。マヌーハーという王に建てられた。この王はモン民族の王だが、マヌーハー寺院がある場所はモン民族の暮らしていた場所から600キロほども離れている。なぜ遠いビルマの国のエリアに来たかと言うと、戦争に負けて捕虜になったから。寺院に安置されている仏像の顔は、捕虜になった屈辱の表情をしている。そのように設計した。
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ほんの5分ほどでマヌーハー寺院に到着。バガンの観光は、頻繁にバスに乗ったり下りたりするのでちょっとせわしない。
寺院の仏像はどれも建物の内部ギリギリ納まっているという感じでとても窮屈。全体の写真を撮るのも難しいです。
屈辱の顔をしているということでしたが、最後の寝仏を頭の方から見た感じがそれっぽく見えなくもないかな。
午前中の観光はこれでおしまいなので、ランチに向かいます。
=====ガイド======
ミャンマーで一番大きな川「エーヤワディー川」の眺めが綺麗なレストラン「Sunset Garden Restaurant」でミャンマー風の中華料理を食べる。この川にはエーヤワディーイルカというイルカがいて、イルカと漁師が一緒に魚を獲る習慣がある。イルカが漁師に魚のいる場所を教えて、そのかわりに漁師が獲る魚を半分イルカにあげるということをしているが、こういうことをするのはここだけ。この光景を見るために観光客が来る。
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お店の敷地はとても広くて草花が茂った庭が広がっています。崖の上に位置しているので、その下に流れるエーヤワディー川と周辺の景色が一望の下。これは本当に抜群の眺望です。
けっこう過密スケジュールで忙しい観光だったのでお腹もペコペコ、喉もカラカラ。冷えたビールといきたいところでしたが、ここはお気に入りのイチゴジュースでエネチャージ。
料理は野菜たっぷりのヘルシーメニューでどれも美味い!ニンニクの入ったソースが万能でした。
美味しい料理を食べながら、広大な景色と川面の風に癒され至福のひととき。おすすめのレストランです。
ランチのあとは今日のホテル「THAZIN GARDEN HOTEL(タジンガーデンホテル)」へ。
=====ガイド======
これからニューバガンにあるホテルに行き、チェックインして2時間半ほど昼寝タイム。
ニューバガンは1988年に開かれたため、昔のパゴダはあまりない。もともとはジャングルだったが、さきほど行った王宮跡に住んでいた人が移住させられた(この人たちは王宮跡とは知らなかった)。
ホテルのあるあたりは高い建物は建てられないため、コテージタイプのホテルになる。
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レストランから5分ほどでホテルに到着。
中庭に面して部屋が並びとっても静かな環境です。私たちの部屋がある反対側の庭には仏塔の姿も。
ワナさんは田舎のホテルなのでレベルは下がると言っていましたが、部屋の中の飾り付けもかわいくてまったく申し分ない。Wi-FiもOKです。
このタイミングでの2時間半の休憩はとてもありがたく、冷房の効いた快適な部屋でゆっくり休めました。
ホテルで休憩し、16時に再び出発。
=====ガイド======
バガンでの有名な工芸品の漆器の工房「U Ba Nyein Lacquerware Workshop」の見学。漆の木は生えていないから北部から持ってきている。ミャンマーの漆器で使われている材料のメインは竹と木。馬の尻尾の毛を竹ひごと編んで使われているのがバガン産の特徴。さわると柔らかい。
バガンは湿気があるから漆器にはいい環境になっている。日にあたる所で乾燥させると壊れてしまうので地下で乾燥させる。
工房にはお店も併設されているのでお土産も買える。
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まずは工房の方を見学。女性も含めた各工程の職人さんたちが黙々と作業をしていました。
お店の方に行くと、キラキラとした様々な漆器製品が所狭しと並べられ、高級品が置かれた奥の部屋はさながら美術館のよう。
私はここで、名物の馬の毛を使ったカップを購入。こういう漆器製品は初めて見ました。
レンジでの利用も可能で、洗う時はスポンジを使わず普通の洗剤で手で洗えばOKとのことです。
これから夕日を見に、シュエサンドー・パゴダへ向かいます。
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シュエサンドー・パゴダでは、45段くらいの階段を上るがとても急なので注意。テラスが5つあるが、一番上は修復中なので4段目まで上がれる。ただ一番上は人が多いので、いっぱいだったらその下でも眺めはかわらないのでそっちがおすすめ。
夕日は18時に沈む。それまでに、たくさんのパゴダが建つ周りの風景が素晴らしいのでテラスを一周してみるといい。
馬車に乗る人は乗ってから20~30分くらいで着く。馬車はバスが通れない遺跡と遺跡の間を通って行く(一人10ドル)ので眺めがいい。
地震で夕日を見るために上れる仏塔が倒れてしまったので、のこった仏塔が混んでいる。この間スーチーさんがバガンに来て、仏塔のかわりに夕日を見るための丘を作ろうかという相談をしていた。
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まずは馬車乗り場で申し込んだ人を降ろします。私はバス組みなので、写真だけ撮らせてもらいました。
そこから5~6分でパゴダに到着。すでにたくさんの人が仏塔に上がっていました。
階段の下で裸足になり私たちもさっそくのぼっていきます。ワナさんは、アンコールワットの階段に似ていると言っていましたが、本当にそんな感じ。今はちゃんと手すりが付いているのでまだ上りやすいです。
初めに一番上の4段目までいってみましたが、軒並みいい場所が埋まっていたので一周して撮影したあと3段目に移動。ここも最前列はいっぱいでしたが、ちょっと段になった眺めのいい場所を確保できたのでここで待つことにします。三脚をスタンバイしている人も多くみんな気合いが入っている。
正面から降り注ぐ太陽の日差しに耐えていると、だんだんと空が赤く色づいてきました。夕陽に染まる仏塔群の風景はバガン観光でははずせないものですが、やはり一見の価値はある光景です。
夢中でシャッターを切っているとあっという間に日没。完全に暗くなる前に階段を下りバスに戻ります。
本当にすごい人ごみでしたが、これでもピーク時よりは少ないとのこと。最前列で三脚構えて写真を撮りたければ、かなり早めに行かないと難しそうです。
夕日を堪能したあとは夕食のレストラン「Typical food house」へ。
=====ガイド======
今日の夕飯は純粋なミャンマー料理。バガン時代の伝統的な民族舞踊と操り人形の人形劇を見ながらのディナーショー。豆のスープ、カリフラワーと卵の野菜炒め、ナスのサラダ、ガボチャ、魚と豚のカレー、蜂蜜がかかった揚げバナナなどが出る。
ミャンマーの人形劇に使われる人形は、本当の人間のように踊れるように、人間の体の部分を忠実に再現して作っている。
劇中では、空を飛ぶことができる赤い衣装を着た精霊の人形、緑をした鬼などが出てくる。歌や音楽は生演奏。
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お店はミャンマーらしい内装で、ステージが奥と手前に二つ完備。その間に生演奏の楽器が置かれていました。完全に観光客向けのレストランです。
ビールで乾杯しさっそくいただきます。ランチョンマットや食器などもかわいくて、味付けもスパイシーで美味しい。
食事が始まるとショーが開演。人形劇と伝統舞踊が交互に行われていきます。けっこう激しい動きをする人形にみんなで歓声。
最後に若い女の子たちを引き連れたラスボス登場。
愛嬌たっぷりのダンスに、みんな大盛り上がりでした。
夕食の後はホテルに戻り本日のスケジュールは終了。訪問地が多くて盛りだくさんの一日でした。
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