今まで訪れた国や地域の世界遺産の特集。マチュピチュやアンコール遺跡、エベレストなど一生に一度は行ってみたい世界遺産から、パキスタンやウズベキスタンなどまだあまり知られていない秘境の遺跡、さらに日本が誇る世界遺産を写真と共にご紹介します。
マチュピチュは、言わずと知れた「King of 世界遺産」とも言えるほど有名な遺跡。雲の切れ間から現れるあの姿はまったくラピュタの世界だ。ナスカの地上絵は、空からしか全景が見えない謎のアートだがセスナの搭乗自体もいい経験になる。リマとクスコはリマはヨーロッパ調、クスコはアンデス調で、個人的にはクスコのほうが断然面白かった。日本からは遠いが、一度は訪れたい場所だ。
アンコールワットを始めとする数々の遺跡が点在。それぞれに美しいレリーフが施されており、じっくり見ようと思ったら数日かかる。中には有名なデバターもいるので、ガイドブックでチェックしてからいくと探しやすい。
チベット唯一の世界遺産。青空に聳えるその雄姿も素晴らしいが、内部もさらに美しい。ゆっくり見たいなら観光客が少ない冬がおすすめ。また、周辺の高台からはポタラ宮を眺めるポイントがいくつかある。
エベレストを含む、世界の屋根が連なっている。絶景を拝むまではひたすらエベレスト街道を歩かなければならないが、あの山々を見たらその苦労も報われる。 カトマンズはネパールの首都なのに、近代的な高層ビルもなく未だに混沌とした雰囲気があり楽しめる。
九寨溝と黄龍は絶景好きにはたまらない神秘的な青い水と景観を見ることができる。都江堰は四川大地震の際、甚大な被害が出て修復中のところが多かった。万里の長城は、想像以上にアップダウンが激しく、けっこうすべるので注意。
外国に来たと実感できる異国情緒が味わえる。時間にゆとりがあれば、入り組んだ路地に迷い込むのも面白い。アイト・ベン・ハッドゥには今でも数家族が暮らしており、その集落を抜けて丘の上まで行くと、あたりのオアシスを見下ろすことができる。
うねうねとうねる城壁が続き、その内側はまるでテーマパークの中に入ってしまったかのような中世の街並みが広がっている。ミナレット(塔)の上から一望できるので登ってみよう。
広い平原に城址跡が広がる。日が傾き涼しくなると地元の人が夕涼みにくるのどかな遺跡。博物館には鍵がかかった秘密の部屋があり、運がよければ入れてくれる。
モザイク模様と独自のドアや窓の装飾が美しい街並み。日本人とみるとかなりふっかけてくるのでがんばって交渉しよう。
点在する湖は鏡のようにあたりの景色を映しこみ雄大で色彩豊かな風景が広がっている。野生動物にもしばしば遭遇するが、クマも出てくるので気をつけよう。9月半ばには雪がちらつき始めるので、寒さ対策は万全に。
あたりには大型ホテルもなく、大自然の中を歩くことができる(そのためハイシーズンには早めの予約が必要)。なかなか姿を見せないらしいが、マウント・クックの均整のとれた姿は美しい。
全部周っても日本発着5日間で行ける。山の中にある石窟庵と仏国寺は紅葉の時期が綺麗そうだ。安東河回村にはリュ・シウォンの実家もある。
日本独自の落ち着いた建築や、自然豊かな自然は世界に誇れる美しさだ。紅葉の時期の日光は激混みなので週末は避けたほうが無難。